腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
現在相場考察

季節の価格変動を確認、ヨットマスターロレジウム16622

2016年3月4日更新
ロレックスのヨットマスター16622について斉藤由貴生が執筆。本記事では2015年8月の最安値(楽天)と2016年3月の最安値(楽天)を比較し現在相場を考察。この7ヶ月での変動は3万8200円の値下がりだった。

ヨットマスターロレジウム 16622についての考察(2016年3月)

著書「腕時計投資のすすめ」にも書きましたが、腕時計投資における投資手法の一つに“季節の相場変動”というのがあります。“季節の相場変動”を利用する際の良さは、時計相場全体の高い・安いにかかわらず投資を行えるということです。例えば最近、特にロレックスの相場が高くて「3年前に40万円台で買えたロレジウムが60万円以上もするなんて。。」と思い、『手が出せなくなってしまった』ヨットマスターロレジウム。しかし、相場変動を利用すれば約半年という短期の投資が可能かもしれません。

昨年8月のヨットマスターロレジウム最安値は67万円。それが今、さむ~い3月の最安値は約63万円になっています。

ロレックス ヨットマスター 16622¥1,287,000〜¥2,131,650(2024年12月3日現在)

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2015年8月
の最安値(楽天)
2016年3月
の最安値(楽天)
変動額 残価率
ロレックス
ヨットマスターロレジウム
16622
中古 0年
7ヶ月
¥670,000 ¥631,800 -38,200 94.30%

つまり、価格が下がっているということ。

さて、「価格が下る」という現象を見ると、

・時計相場が安くなっている
・季節の相場変動が起きている


ということのどちらかなのですが、ロレジウムの場合“季節の相場変動”だと思います。

⇒なぜか?

というと、1月も2月も60万円台でバシバシ売れているのです。

もしも“時計相場が安くなる”という現象の場合、60万円台でバシバシ売れるということはないでしょう。

そんな訳で、ヨットマスターロレジウム。

今年の夏頃までに再度上がりそうな予感がするのです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
本コンテンツには、主観的評価、見解、想定における情報が含まれています。運営者及びコンテンツ提供者は、コンテンツ内容の正確性、確実性、完全性における保証を行いません。また、コンテンツ内容にかかわる損害・トラブル等に関する一切の責任を負いません。本サイトに記載されている情報は、特に断り書きがない限り、更新日時点での情報に基づいています。