著書「腕時計投資のすすめ」にも書きましたが、腕時計投資における投資手法の一つに“季節の相場変動”というのがあります。“季節の相場変動”を利用する際の良さは、時計相場全体の高い・安いにかかわらず投資を行えるということです。例えば最近、特にロレックスの相場が高くて「3年前に40万円台で買えたロレジウムが60万円以上もするなんて。。」と思い、『手が出せなくなってしまった』ヨットマスターロレジウム。しかし、相場変動を利用すれば約半年という短期の投資が可能かもしれません。
昨年8月のヨットマスターロレジウム最安値は67万円。それが今、さむ~い3月の最安値は約63万円になっています。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2015年8月 の最安値(楽天) |
2016年3月 の最安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
ヨットマスターロレジウム 16622 |
中古 | 0年 7ヶ月 |
¥670,000 | ¥631,800 | -38,200 | 94.30% |
つまり、価格が下がっているということ。
さて、「価格が下る」という現象を見ると、
・時計相場が安くなっている
・季節の相場変動が起きている
ということのどちらかなのですが、ロレジウムの場合“季節の相場変動”だと思います。
⇒なぜか?
というと、1月も2月も60万円台でバシバシ売れているのです。
もしも“時計相場が安くなる”という現象の場合、60万円台でバシバシ売れるということはないでしょう。
そんな訳で、ヨットマスターロレジウム。
今年の夏頃までに再度上がりそうな予感がするのです。