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現在相場考察

季節の価格変動を確認?シャネルJ12ホワイトセラミック

2016年3月7日更新
シャネルのについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2015年8月の最安値(楽天)と2016年3月の最安値(楽天)を比較し現在相場を考察。この0年7ヶ月での変動は¥-121,000だった。

J12 メンズサイズ ホワイトセラミック 自動巻についての考察(2016年3月)

先日“季節の相場変動”の事例としてロレックスヨットマスターロレジウム(http://www.udedokeitoushi.com/1041)をあげましたが、シャネルJ12(ホワイト)も昨年夏と比較して価格が下落しています。ということで、これは“季節の相場変動”なのか??

シャネル(現在参考の腕時計がありません)

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2015年8月
の最安値(楽天)
2016年3月
の最安値(楽天)
変動額 残価率
シャネル
J12 メンズサイズ
ホワイトセラミック
自動巻
中古 0年
7ヶ月
¥418,000 ¥297,000 -121,000 71.05%

⇒答えは“季節の相場変動”ではないようです。。

つまり、単に値下がりしているだけ、という現象。

シャネルJ12、自動巻メンズサイズのホワイトセラミック、全然売れていません。

売れたとしても20万円台後半が良いところ。

つまり、多くの人が、この時計についてそれぐらいが適正価格だと思っているということです。

で、気になるのがJ12(ホワイト)の価格変遷。

リーマンショック前高い(40万後半~約50万)⇒安くなった(約30万)⇒リーマンショック⇒激安(約25万)⇒時計相場上昇(約40万)⇒現在(約30万)

J12の相場変遷と時計相場全体の相場が連動しているなどという事実はありませんから、あくまでオカルトやジンクス的なことに過ぎませんが、J12が安くなっているということでリーマンショック時のようなことが起こって時計相場が安くなるのでは?と勘ぐってしまいます。。

ま、そうすれば“買い”な時期がやってくるだけの話ですが。。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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