パシャ、タンク、マストヴァンテアンが主流ラインナップだった2002年、「男の時計」としてデビューしたロードスター。カルティエは自称「世界初の腕時計を作ったメーカー」でありながら女性物が強い印象は当時も変わらなかったため、「男」を強く押した作品だったのです。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2011年1月 の最安値(ヤフオク) |
2016年3月 の参考価格(楽天) |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
カルティエ
ロードスター 銀文字盤 |
中古 | 5年 2ヶ月 |
¥258,000 | ¥240,000 | -18,000 | 93.02% |
同じリシュモンのパネライから学んだのでしょうか、「革ベルトを自分で変えて楽める」ことを1つの特徴としています。
付属のネジを使って脱着するパネライよりも進んでおり、ワンタッチで脱着できる機能を備えています!
最近、ダニエルウェリントンとかKNOTでも“ベルト付け替え”を楽しむという提案がされていますが、こちらは15年近く先行しています。
にも関わらず、市場評価は低め。
ちなみに、2013年8月は約24万、2015年4月は約24万5000円
という相場です。
時計相場が全体的に安かった2011年1月から若干下がった価格は、2013年、2014年、今年も変わりません。
かなり珍しい安定した相場の時計です。
・カルティエ
・自動巻
・ベルト脱着可能
という機能を備えるロードスター。
今の時計相場全体の中でこのスペックの時計が20万円前半というのはお買い得だと思います。
ちなみにデビュー時の新品流通価格は40万円前後だったと記憶しています。
なお、相場をチェックする際は、LM自動巻に注意しましょう。
「男の時計」と売りだした割にはSMサイズのクオーツ女性用も存在します。
(当初は男性用限定でした)
今後値上がりすると自信を持って言うことはできませんが、過去5年間安定した相場というのは魅力的です。