最近16523が値上がり傾向で、これまで100万円前後という相場だったのが110万円以上まで上昇しています。
ステンレスのデイトナはもちろん、金無垢の16528も値上がり傾向だったことから、コンビは近年唯一相場が変わらないデイトナという印象でしたが、16523の値上がりによってそれが変化したように感じます。
けれども116523を見ると相変わらず相場が似ているように感じ、2017年に目立った値動きを見せていないようにも感じます。
例えば白文字盤の場合、2017年4月の相場と現在の相場がそこまで大きく変わっていないようにも感じます。
とはいえ、2016年夏過ぎには116523は約110万円という相場だったため、実は116523もきちんと値上がり状態なのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2017年4月 の安値(楽天) |
2017年12月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイトナ 白文字盤 116523 |
中古 | 0年 8ヶ月 |
¥1,204,950 | ¥1,242,000 | 37,050 | 103.07% |
2016年12月頃よりステンレスのデイトナが値上がりしましたが、値上がりしたのはエルプリ搭載の16520だけでなく、2000年に初の自社クロノグラフムーブメントとしてデビューした116520も同様です。
しかし、そのコンビ版である16523と116523の値動きはステンレスと比べるとだいぶ地味。
特に16523は数ヶ月前まで100万円以下でも購入可能だったため、コンビは安いという印象になるのは仕方がありません。
とはいえ、コンビの値動きは全くしないかというとそういうことはなく、この116523のようにじわじわと値動きしているということもあるのです。
特に116523は、コンビが安いというイメージやエルプリ搭載の16523がずっと値動きしなかった点から、いかにも値動きしていなさそうな存在。
けれども実際はきちんと値動きしているため、油断できない時計だと感じます。
116523のバーインデックス文字盤には
などがありますが、現在黒文字盤が安い傾向です。
16523時代との違いは、シャンパン文字盤の少なさで16523のように安いということはありません。
なお116523には、16523時代には無かったアラビア数字バージョンの文字盤も存在します。
アラビア数字文字盤は現在140万円以上という相場になっており、バーインデックスより高い傾向です。
アラビア数字文字盤は三つ目の色が反転されているバージョンがあるなど、5桁リファレンス時代にはなかったデザインが採用。そのため、より近代的な印象があり高値になっているのだと思います。