コンビのロレックスといえばYGとSSのコンビが一般的で、その仕様が何十年間も続いていました。
そんなコンビモデルにおいて、エバーローズゴールドとSSのコンビとして登場したのがヨットマスター2の116681。
ロレックスのリファレンスは、末尾が素材を示していますが、RGとSSコンビに振り分けられた末尾がこのヨットマスターから分かる通り「1」という数字です。
WGベゼルの「4」、Ptベゼルの「2」、YGSSコンビの「3」は目にしますが、「1」は多くなく、スポーツモデルではヨットマスターにのみに存在する仕様です。
エバーローズゴールドという色はとても人気のある色ですが、そのコンビ仕様というレア感と相まってこの116681の相場はデビュー当初から高めです。
更にこのモデル、2016年8月から1年弱経った今、なんと17万円以上も値上がりしているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2016年8月 の安値(楽天) |
2017年12月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
ヨットマスター2 116681 |
中古 | 1年 4ヶ月 |
¥1,878,000 | ¥2,052,000 | 174,000 | 109.27% |
コンビのモデルとして現在高値という印象なのは、サブマリーナの6桁ダイヤ文字盤モデル116613GLBですが、それよりヨットマスター2のほうがだいぶ高い相場です。
ちなみに、新しく登場したスカイドゥエラーのコンビモデルは現在199.8万円という額で売られているため、コンビのロレックスとしてはこのヨットマスター2が最も高い可能性があります。
ヨットマスター2とスカイドゥエラーは、ロレックスとしては珍しいコンプリケーションモデルですが、それらモデルはコンビの相場が200万円水準となっているのです。
コンビモデルというと、現行スポーツモデルの現在相場が100万円前後という印象ですが、コンプリケーションかつエバーローズゴールドのコンビモデルであるヨットマスター2となると200万円以上という水準になるのです。
ちなみに、ヨットマスター2のステンレスモデルの場合、現在相場は約150万円という水準で2016年と比較して12万円程度の値上がり状態。
とはいえステンレスモデルは、2016年夏過ぎに一時的に安くなっていたため、現在相場は2016年夏以前の状態に回復したに過ぎません。
一方このローズゴールドコンビの116681は2016年8月と比べてきちんと値上がり状態。
よって、このローズゴールドモデルは人気のあるモデルだといえるでしょう。
実際、青と金色の組み合わせは、サブマリーナでも人気のある配色で、とても魅力的な色。
白の文字盤と、青いセラミックベゼル、そしてローズゴールドとステンレスのコンビが独特の美しいバランスとなっており、とても魅力あるモデルだと感じます。
実際、ヨットマスター2の中で他のスポーツモデルに無い素材を唯一採用しているのがこの116681であり、そういったレアポイントからも魅力ある1本だと思います。