2016年12月の価格を見て分かる通り、この黒サブ(コンビ)は1年ほど前まで100万円以下で購入可能であったのです。
その時期の116610LVは約92万円程度だったため、『緑サブに5万円足せばコンビが手に入る』という状況でした。
ちなみに、その頃同じ116613でも青サブのほうは100万円以上という水準。
ここ数年カラーベゼルが人気という傾向がロレックスにはあるため、青サブより黒サブのほうが10万円程度安いというのはよく知られたことだと思います。
まして、青ベゼルモデルには「青サブ」という通称があり、それは90年代後半から呼ばれています。その時期から「コンビモデル唯一の人気モデル」とも呼ばれるぐらい青サブという存在は人気の高いモデルです。
しかし現在、6桁時代のコンビサブマリーナは青サブよりも黒サブのほうが高いという状況。
これはたまたま黒サブの個体数が少ないため起こった現象という感じでもありません。
現在青サブの確認できるボトム価格は122万円であるのに対し、黒サブは126万円以上という水準なのです。
つまり、コンビの黒サブはここ1年の間に、現行世代のサブマリーナの中で上位クラスの値上がりとなっているのです。
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