とはいえ、2012年2月頃においてスピードマスターの3570.50も10万円台前半で購入可能でした。
そのため、値上がり額はスピードマスターのほうが高く、2001年との比較でも2012年との比較でもスピードマスターに負けている状況です。
なお、この記事の個体より安価なものが存在しますが、それらはBランクであるためAランクの個体を参考としています。Bランクの個体を参考値としても、2012年と比較して値上がりしていることに変わりなく、優秀な値上がりという印象なモデルです。
シーマスタークロノグラフという存在は、知名度がムーンウォッチよりも劣るため、値上がり額が低いということになっているのだと思います。
とはいえ、2012年から10万円程度の値上がりとなっている優秀さも存在。それでいて、2001年の新品実勢価格の家格序列ではムーンウォッチより高かったため、「かつて高かったモデルを安く楽しめる」という要素もあります。
そして、チタン製のシーマスターという点も特徴的かつ機能的で、何かと良い要素のあるモデルだと感じます。
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