このPAM00055は2009年と比べて約8万円の値上がりですが、ほぼ同時期の比較でステンレスのPAM00002は14万円程度高くなっています。
55番は2002年に裏スケ化され、新リファレンスへとバトンタッチされたのですが、その後2004年にモデルチェンジされた際、タバコ文字盤でなくなりました。
このタバコ文字盤+チタンという色合いが、近年においては人気要素となっている要素。
これは40mmブレスレットモデルのPAM00069なども同様で、かつてオールサテンという要素が不人気でしたが、今となってはその“外し感”が逆にかっこよく、同時期のブレスレットの中で最も高いという傾向です。
69番が評価されている一方で、PAM00055は同じルミノールベースのステンレスモデルであるPAM00002と同水準となっている様子。
PAM00002もPAM00055も、時代によって評価が違う傾向があり、どちらにも良い要素があります。
そのため、今の水準としてはどちらも同じように評価されているということになるのだと思います。
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