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現在相場考察

値上がりしたカラトラバはこれだった、5196プラチナカラトラバ

2016年3月23日更新
パテックフィリップのカラトラバについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2011頃の最安値(タイムトンネル)と2016年3月の最安値(楽天)を比較し現在相場を考察。このでの変動は¥647,200だった。

カラトラバ 5196P-001 プラチナについての考察(2016年3月)

パテックフィリップの人気モデルといえば、アクアノートノーチラスもしくはプチコン以上のモデルというイメージが強く、それらはロレックスでいうところのスポロレと同じような強い人気に支えられている印象です。

最もオーソドックスなカラトラバ”はロレックスでいうところのデイトジャストのような存在。

スポーツロレックスに対してデイトジャストの人気が弱いように、カラトラバには人気が集中するモデルが無く、結果として値上りづらいという印象があります。

しかし、その中でも一部強い人気となるモデルがあるのです。

カラトラバのようなモデルにも強いモデルが存在するというのはパテックフィリップの面白いところだと言えるでしょう。

(現在参考の腕時計がありません)

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2011頃の最安値(タイムトンネル) 2016年3月
の最安値(楽天)
変動額 残価率
パテックフィリップ
カラトラバ
5196P-001
プラチナ
中古 5 ¥1,998,800 ¥2,646,000 647,200 132.38%

カラトラバの中で、強いモデルは3つあります。

  • プラチナケース
  • 黒文字盤
  • トロピカル

今回の5196Pには上記のプラチナケースという要素が含まれます。

プラチナのカラトラバって生産数が少なくとても入手困難なのです。

クリスティーズなどの高級オークションを見ていてもプラチナケースのパテックフィリップは全体的に高値の傾向。

そんなプラチナケースのカラトラバ、2004年にフルモデルチェンジされた96シリーズ(5196)では、

  • 通常モデル

として公式WEBサイトでも目立って紹介されるほど“レア”というイメージがありませんでした。

そして、カラトラバの中でも96は有名モデル。

その96シリーズの最新作がこの5196なのです。

しかも、2016年現在5196は現行モデル

2004年頃出たモデルが気づいたら生産終了されているなかで、未だに現行なのは少数派かもしれません。

現行モデルでもこれだけの値上がりをするパテックフィリップ、やはりプラチナモデルの力は強いです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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