パテックフィリップの人気モデルといえば、アクアノート&ノーチラスもしくはプチコン以上のモデルというイメージが強く、それらはロレックスでいうところのスポロレと同じような強い人気に支えられている印象です。
最もオーソドックスな“カラトラバ”はロレックスでいうところのデイトジャストのような存在。
スポーツロレックスに対してデイトジャストの人気が弱いように、カラトラバには人気が集中するモデルが無く、結果として値上りづらいという印象があります。
しかし、その中でも一部強い人気となるモデルがあるのです。
カラトラバのようなモデルにも強いモデルが存在するというのはパテックフィリップの面白いところだと言えるでしょう。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2011頃の最安値(タイムトンネル) | 2016年3月 の最安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
パテックフィリップ
カラトラバ 5196P-001 プラチナ |
中古 | 5 | ¥1,998,800 | ¥2,646,000 | 647,200 | 132.38% |
カラトラバの中で、強いモデルは3つあります。
- プラチナケース
- 黒文字盤
- トロピカル
今回の5196Pには上記のプラチナケースという要素が含まれます。
プラチナのカラトラバって生産数が少なくとても入手困難なのです。
クリスティーズなどの高級オークションを見ていてもプラチナケースのパテックフィリップは全体的に高値の傾向。
そんなプラチナケースのカラトラバ、2004年にフルモデルチェンジされた96シリーズ(5196)では、
- 通常モデル
として公式WEBサイトでも目立って紹介されるほど“レア”というイメージがありませんでした。
しかも、2016年現在5196は現行モデル。
2004年頃出たモデルが気づいたら生産終了されているなかで、未だに現行なのは少数派かもしれません。
現行モデルでもこれだけの値上がりをするパテックフィリップ、やはりプラチナモデルの力は強いです。