基本的には女性に人気のJ12。2002年頃にシャネル初の男性モノとしてデビューしました。J12といえばこのホワイトセラミックのモデルがピンとくるわけですが、これはJ12(黒)がデビューした翌年2003年頃に追加という形で登場しました。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2010年10月 の最安値(ヤフオク) |
2015年8月 の最安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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シャネルJ12
ホワイトセラミック (自動巻、メンズサイズ) |
中古 | 4年 10ヶ月 |
¥253,000 | ¥418,000 | 165,000 | 165.22% |
J12、2000年代中頃は男性用が意外にもウケていて、2015年でいうところのパネライ感覚で受け入れられていました。
要するに、ロレックスに飽きた人が“ロレックス感覚で使える別の時計”というポジションにピッタリとハマったのです。
とはいうものの、白いセラミックの時計。
さらに「シャネル」ときたらちょっと派手すぎるので男性に受け入れられないのでは、と思っていました。
それが、上記の通り2000年代中頃(2007年頃まで)は受け入れられており中古でも50万円以上出さないと買えないこともあったのです。
そして2008年秋ごろからリーマンショックの影響によりJ12は一気に安値へと向かいます。
J12のように男性用でありながら、女性用とも見分けが付きづらい時計。
この傾向はカルティエパシャCにも該当します。
パシャCの場合、リーマンショックで価格が下落した後、2015年においても全く価格が回復する見込みがありません。
よってJ12の価格も回復しないのかとおもいきや、
J12は高くなっているのです!
ロレックスやパテックフィリップなどは、2015年現在リーマンショック以前の高値よりも更に高い相場となっています。
しかし、J12の場合そこまではいっていない模様。
とはいうものの、楽天最安値が41.8万円まで到達したということは、
ヤフオクで個人売買を行ったとしても38万円ぐらいで売れる可能性があります。
というわけで、25万のときに購入していれば10万円台の利益が見込めた、というJ12でした。