ブライトリングの腕時計といえば、パイロットウォッチというイメージが強いという点と、ラインナップが多いという印象があります。
ラインナップが多いという点は、全体像を把握するのが困難であるということや、人気が1つのモデルに集中せず分散してしまうということを引き起こす可能性があります。
しかしそれは、「良い要素を持っているのに意外と安い」ということにも作用し、ユーザーにとってメリットとなることもあるのです。
このスーパーオーシャンは2011年にデビューした比較的新しいモデル。
という高性能な内容でありながら、約30万円という中古価格で購入可能です。
またこの時計は、過去価格を見る限り、この数年の間相場が変わっていない模様。
数多くの腕時計が高くなったという印象の今において、お買い得な存在だといえるでしょう。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2016年9月 の安値(ヤフオク) |
2018年4月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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ブライトリング
スーパーオーシャン アビスオレンジ A13341 |
中古 | 1年 7ヶ月 |
¥294,500 | ¥307,800 | 13,300 | 104.52% |
500m防水という防水性能は、他のダイバーズウォッチが300m防水であることを考えるとかなり高いという印象ですが、スーパーオーシャンは1500mなど高い防水性能のラインナップをしているため、500mという性能は珍しくありません。
しかし、他のモデルと比べるとやはり500m防水のモデルは珍しく、ましてクロノグラフでそれを実現しているというのはグッと来るポイントかもしれません。
とはいえ『機械式、500m防水、ブレスレット』という内容で、新品10万円台でタグホイヤーが購入可能であるため、性能面だけで一概に評価することはできません。
このスーパーオーシャンの良さは、一見90年代に登場したようにも見えるデザインで、この王道デザインがとても魅力的だと感じます。
90年代に出たように見えて、実は2011年デビュー。クロノグラフなのに500m防水。パイロットウォッチのようではないのに、実はブライトリング。これら意外性がこのスーパーオーシャンの良さだと思います。
唯一残念な点は、針とインダイヤルのフチ部分の色のラインナップが多数あるという点。
この記事の個体はアビスオレンジなのですが、それだけでなく、白や黄色など多数の色が存在します。
当然、色によって相場は異なるため、このスーパーオーシャンA13341という一つのモデルだけでもラインナップが数種類存在。
せっかく良い時計なのに、こういった分かりづらさは勿体無いと感じます。