パテックフィリップノーチラスはとても人気のあるモデルですが、特にステンレス+青文字盤という組み合わせの人気が高い傾向があります。
ステンレス+青文字盤といえば、3針モデルの5711/1Aという印象がありますが、5711/1Aは現在中古が500万円台となっており、2018年も相変わらず上昇気味という印象です。
そんなノーチラスには3針以外にも『青文字盤+ステンレス』という組み合わせが存在。
それが、5712/1Aです。
他のブランドの場合、3針モデルが人気だったとしても、それより上級な機構を搭載するモデルが意外と高値でないということもあります。
しかし、5712/1Aはパテックフィリップのコンプリケーションモデルというキャラクターであるため、長年3針モデルより高い傾向がありました。
もともと、パテックフィリップのコンプリケーションはノーチラスなどスポーツ系には存在しませんでしたが、2005年に3712/1Aがデビューしたことにより流れが変わります。
5712/1Aはその3712/1Aを引き継ぐモデルであり、コンプリケーションというパテックフィリップの高級要素と、ノーチラスという人気要素、2つの強い要素を有する存在です。
しかし、2017年から3針モデルの5711/1Aがこれまででは考えられないほどの高値傾向となっていることから、それと同じようにコンプリケーションの5712/1Aも高くなっているかは分かりません。
ちなみに、2017年11月の時点では5711/1Aが418万円、5712/1Aが約475万円という水準で、コンプリケーションのほうが高い傾向でした。
そして現在3針モデルの5711/1A-001の中古安値は約570万円という水準。ちなみに、5711/1A-010については未使用品しかありませんが、-001より安い水準です。-010と-001の差は大きくありませんが、レアな5711/1A-001のほうが現在評価されている模様です。
では、コンプリケーションの5712/1Aはどうかというと、中古安値が540万円という水準になっています。
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パテックフィリップノーチラス5712/1A-001の価格比較
時計名 | 状態 | 2017年11月の安値(楽天) | 期間 | 2018年4月の安値(楽天) | 変動した額 | 残存価額 |
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パテックフィリップ ノーチラス 5712/1A-001 |
中古 | ¥4,752,000 | 0年 5ヶ月 |
¥5,400,000 | 648,000 | 113.64% |