2003年頃から2006年ぐらいまで流行ったのがこれ、コルムのバブルシリーズです。“バブル”っていっても無数に種類があり、クオーツや女性物も存在します。このシリーズで私が最も印象にあるのは青文字盤に青ベルトのやつだったりします。その他にも“2002年限定モデル”や“2003年限定モデル”などが存在。トランプのジョーカーやお化けみたいな絵が書いてある文字盤でした。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2009年8月 頃の最安値(ヤフオク) |
2016年3月 の最安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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コルム
バブル カジノロワイヤル 082.150.20 |
中古 | 6年 7ヶ月 |
¥168,000 | ¥354,240 | 186,240 | 210.86% |
このカジノロワイヤルも“2003年限定モデル”。
時計好きならこれを見るとすぐに、フランクミュラーの「ベガス」を連想するでしょう。
ベガスがデビューしたのは1999年、この限定モデルは2003年ですからインスピレーションを受けたのは間違いありません。
しかし、コルムのバブルって遊び時計として認識されているため、「フランクミュラーのパクリだ」と怒っている時計ファンは見なかったと思います。
コルムが流行っている頃、こういうお遊び時計カテゴリって他にもあってアイクポッドなどがその典型ですね。
ただ、コルムの場合お遊び時計でも、なんとなく「パネライ」の香りがして、、
- パネライを持っている人
- パネライか迷う人
がいたように感じます。
コルムって流行る時期が実際何年か一度に訪れるらしく、このバブルが流行った時期は2回目ぐらいだったかと思います。
最近のコルムを見るとバブル以前の「いかにもコルム」っていうデザインに戻っているのは驚きます。
2003年から06年頃までバブル中心のラインナップだったで、イメージチェンジをしたということです。
このバブルもそうですが、
- デカアツ
- 裏スケ
- カジュアル
というマーケティングを徹底したような時計企画力は、また流行りの時計を作るかもしれません。
「ありがたみ」というブランド力ではパネライやフランクミュラーに勝てませんが、企画力でコルムの時計、また流行る時期がやってくるかもしれません。
もっとも、コルムが流行らなかったとしても、バブルの限定モデルは評価されているようで、7年で約18万円の値上がり。
16万円というかつての最安値が値上がり額を上回っています。
安価で購入でき、値上がり額が購入額を上回るというのは良いですね!
私は今の価格はかなり上に近い方だと思うので、また値下がりしたら1本狙ってみようかと、チェックリストに入れておきます。