隕石文字盤とデイトナという組み合わせは、まるで夢のようですが、そのようなモノが登場したのは2003年のこと。
当時はホワイトゴールドの人気が今より高かったということもあり、かなり豪華な組み合わせという印象がありました。
そんな、116519のメテオライト文字盤ですが、それほど注目度の高いモデルでありながら、2017年頃まではそのイメージに見合った値動きをしているという様子ではありませんでした。
それが2018年2月には、2017年9月と比較して30万円以上の値上がりとなったため、「メテオライト文字盤」というインパクトに見合う値動きになったように思います。
そんな116519のメテオライト文字盤は、2月から5ヶ月ほど経った今、さらに約15万円ほど高くなっている様子です。
同じメテオライト文字盤でもブレスレットの116509は2017年頃から目立った値動きとなっていましたが、革ベルトの116519は2018年において目立った値動きとなっている様子です。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2018年2月 の安値(楽天) |
2018年7月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイトナ メテオライト文字盤 116519 |
中古 | 0年 5ヶ月 |
¥2,298,000 | ¥2,450,000 | 152,000 | 106.61% |
2017年以前において、メテオライト文字盤はブレスレットの116509でも、革ベルトの116519でも目立った値動きという様子ではなく、2010年前後のロレックスが安かった時期と比較して30万円程度の値動きにとどまっていました。
それが、116509は2017年から値上がり傾向となり、それまでの200万円台中盤から300万円以上へと変化。2018年4月には2017年6月と比較して50万円以上の値上がりとなり、1年未満という間において過去5年程の動きを上回る水準の値動きとなったのです。
その一方で、同じメテオライト文字盤の116519は、2017年において目立った値動きとなっていなかったのです。
そんな116519が目立った値動きとなったのは2018年2月になってからのことで、2017年9月と比較して約30万円の動きとなりました。
そして、それから約5ヶ月経った今、さらに約15万円の値上がりをしたということになります。
このような動きを見ると、116519は先に値動きがあった116509に遅れて値上がりしたということなのだと思います。
ブレスレットの116509が高くなって以降の116519は、革ベルトとブレスレットの差というには乖離があったように感じましたが、2018年の水準はブレスレットの水準に見合った値動きといえるかと感じます。
なお、メテオライト文字盤という存在は、ホワイトゴールドのデイトナにしか存在せず、
の2つしか存在しません。
最近、WGのデイトナはYGより安い相場となっていますが、メテオライト文字盤やデイトナビーチなど、WGしか存在しない特殊なモデルは評価されている傾向があるといえます。