2016年12月から目立った値動きとなった16520は、2017年においては更に凄い値動きとなり、他の時計に対して「腕時計の王様」の凄さを見せつけたような勢いがありました。
しかし、2017年夏過ぎになると、そのような勢いは失われた模様で、相場に動きがなくなった状況だったといえます。
その頃からは、ノーチラスの値動きが目立つようになり、2018年において最も値動きしている印象かと思います。
そのようなことがあるため、いつしか「腕時計の王様」はデイトナからノーチラスに変わってしまったという気もなくはありません。
もちろん、デイトナの人気も相変わらず高いと思いますが、16520より現行モデルに視線が集中しているという感覚があります。
そのため、かつて「腕時計の王様」と言われた16520の黒文字盤は、2017年と比較するとなんだか影が薄くなってしまった印象かもしれません。
そのように停滞気味だった16520ですが、2018年においてはやや値動きし、4月には2017年9月と比較して5万円ほど高くなっています。
ノーチラスの値動きと比較すると、値上がりした額のインパクトは弱いですし、16520自身における2017年上半期の値動きと比較してもその印象は同様です。
ですから、以前よりも値動きの注目度は低くなっているともいえます。
しかし、そんな16520は最近きちんと値動きし、4月と比較して8万円ほど上昇しているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2018年4月 の安値(楽天) |
2018年8月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイトナ 黒文字盤 16520 |
中古 | 0年 4ヶ月 |
¥2,098,000 | ¥2,180,000 | 82,000 | 103.91% |
4月に200万円台後半だった16520は、それから約4ヶ月経った8月の今、210万円台後半となっているのです。
2017年9月以降において目立った値動きがなかった16520ですが、2018年には2度値動きしているということになります。
ちなみに、現在の16520のボトム価格はこの記事の218万円の黒文字盤ですが、その次に安い個体(白文字盤)はすでに220万円台に達しています。
2016年12月から2017年夏頃にかけて、「気づいたら高くなっている」というように、短い期間で値上がり繰り返した16520。
その後、約7ヶ月値動きは停滞気味となりましたが、2018年の今、じわじわと動いている状況です。
2017年の値動きと比較すると地味ともいえますが、相変わらず上昇傾向となっている16520はなかなか優秀な存在であるといえるかと思います。