緑サブには、初代の5桁リファレンスモデルと現行の6桁モデルが存在します。
初代には、ファット4など高値傾向なレア要素が存在しますが、そういったレア要素を含まない個体の場合、6桁モデルより安い傾向となっています。
2016年夏過ぎには、16610LVは76万円という水準だったのに対し、116610LVは約85万円。
2017年に一旦16610LVのほうが高くなったものの、2018年の段階では再び116610LVのほうが高い様子となっています。
6月の段階で、116610LVは120万円台という水準に達していたのに対し、16610LVは110万円台。120万円台というと、2年前のデイトナ16520水準であるため、かなり高くなったようにも感じます。
先の通り、116610LVは2年前の段階で約85万円だったため、約41万円ほど高くなっているのです。
そして2018年9月の今、16610LVのほうも、ついに120万円台に達しているのです。
16610LVは2年前の段階で76万円という水準だったため、約2年で45万円の上昇。
現在、116610LVより安いものの、上昇した額はやや勝っているという状況といえるでしょう。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2018年6月 の安値(楽天) |
2018年10月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
サブマリーナ 16610LV |
中古 | 0年 4ヶ月 |
¥1,150,800 | ¥1,215,000 | 64,200 | 105.58% |
16610LVより116610LVのほうが高いという様子は以前から起こっていますが、筆者としては16610LVのほうがなぜ安いのかが気になります。
これは、以前から指摘しているのですが、16610LVのほうが濃い要素があると思うのです。
ですから、116610LVはキャラクター的には116520に近く、16610LVは16520に高いと感じ、それらデイトナの価格価格序列からすると、116610LVより16610LVのほうが高くても不思議でないと感じます。
しかし、そういった現象が起こったのは2017年夏頃の一時期のみであり、それ以外の多くの時期については、116610LVのほうが高いという様子です。
確かに、116610LVも魅力がありますし、日常的に使うのならばより新しい116610LVのほうが満足度が高いかもしれません。
ただ、16610LVのキャラクターはデイトナ16520に似ているという点も無視できないため、今後も116610LVと16610LVはどのような序列となるのか興味深く見守りたいと思います。