腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
現在相場考察

25万円前後の選択肢、ロレックスエアキング14000

2016年4月17日更新
ロレックスのについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2015年11月の最安値(ヤフオク)と2016年4月の最安値(楽天)を比較し現在相場を考察。この0年5ヶ月での変動は¥-32,000だった。

エアキング ピンク文字盤 14000についての考察(2016年4月)

25万円前後まで出してやっと選択肢に出てきたのがコレ。5桁リファレンスのエアキングです。ただし4桁リファレンスのオイスターパーペチュアルなどは15万円前後という相場のものもあるのですが、あちらはなんというかずっと15万円前後の時計という感じで「別のベクトル」だと思っていただければと思います。

ロレックス¥165,000〜¥130,000,000(2024年11月20日現在)

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2015年11月
の最安値(ヤフオク)
2016年4月
の最安値(楽天)
変動額 残価率
ロレックス
エアキング
ピンク文字盤
14000
中古 0年
5ヶ月
¥280,000 ¥248,000 -32,000 88.57%

さてこのエアキング、2010年頃の底値は15万円程。最近のロレックス高騰によりエアキングの価格も上昇しましたが、最近ピンク文字盤は25万円前後で販売されているのを目にするようになりました。とはいっても安い時の10万高。これ以上高くなるなら投資として買っても利益が出るので問題無いでしょうが、エアキングが高値になると予測している人は少ないでしょう。

ただ、2016年のバーゼルで新エアキングが登場し、これが『旧型』となった今、通常のロレックスの常識であれば“値上がり期待”です。しかし、エアキングの場合「エアキング」という名前&専用フォントによるロゴを持ちながらも、スポロレカテゴリではないため、値上がりするという常識には当てはまらないでしょう。

けれども、1本だけ毎日使うなら、大きさも程よく、軽く丈夫で使いやすいという5桁リファレンスのエアキングのような時計はなかなかありません。

同じ相場なので、チュードルクロノタイムと迷ってしまいますが、「使いやすさ」という観点ではこちらに軍配が上がると思います。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
本コンテンツには、主観的評価、見解、想定における情報が含まれています。運営者及びコンテンツ提供者は、コンテンツ内容の正確性、確実性、完全性における保証を行いません。また、コンテンツ内容にかかわる損害・トラブル等に関する一切の責任を負いません。本サイトに記載されている情報は、特に断り書きがない限り、更新日時点での情報に基づいています。