GMTマスター2の現行モデルといえば、116710BLNRが人気な様子があり、2018年においても目立った値動きとなっています。
116710BLNRという存在は、デビュー以降、人気現行モデルの代名詞的存在として、デイトナの次に人気という印象もあるかもしれません。
このように、人気の高いステンレスモデルの場合、本来上級なコンビモデルと相場が逆転するということがあります。
特にデイトナはその例として有名で、2000年頃からコンビよりステンレスのほうが高いという現象がみられます。
ですから、GMTマスター2においても、プレミア価格状態の116710BLNRが、同じ世代のコンビモデルより高くなっている可能性もあるかもしれません。
しかし、実は6桁世代のGMTマスター2において、116713LNが116610BLNRより安いという例はあまりなく、同水準かやや高いという価格帯に位置しています。
116710BLNRは2018年において、目立った値動きとなっていますが、それに負けじとこの116713LNも値上がり傾向となっています。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2018年4月 の安値(楽天) |
2018年10月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
GMTマスター2 116713LN |
中古 | 0年 6ヶ月 |
¥1,131,000 | ¥1,234,000 | 103,000 | 109.11% |
116713LNは、4月の段階で約113万円という水準だったのが、今となっては約123万円となっており、約半年の間で10万円以上の値動きとなっているのです。
半年で10万円単位というような値動きは、ステンレスモデルでよく見られる傾向があり、コンビだとあまり例がないかもしれません。
しかし、GMTマスター2の場合、コンビもしっかりと値動きする傾向があり、なかなか人気が強い傾向があるように感じます。
今年2018年には、新しいコンビモデルがデビューしたことから、この116713LNに対する注目度は低くなる可能性もあったといえます。
けれども、116713LNは値下がりするどころか、値上がり傾向となってます。
116713LNは、ここ数年116710BLNRよりやや高いという傾向がみられます。そのため、新作のデビューというニュースは、今の値動きにあまり影響を及ぼしていないといえるかもしれません。
いずれにしても、116710BLNRと116713LNの値動きは、これまでの例と大きく違わないため、自然な動きだと感じます。
コンビモデルというと、あまり値動きしないという印象もるかもしれませんが、この116713LNのように半年間で10万円以上という値動きをする存在もあるのです。