6桁世代のサブマリーナとして最初にデビューした116619LB。
新世代のサブマリーナというだけでなく、初のホワイトゴールドモデルとして、デビューした当初から高い注目度となっていました。
その様子は、今のプラチナスポーツに匹敵するといっても過言でないほど、憧れられるモデルといったところであり、「最高級」「最新」というキーワードに最もマッチした1本だったといえます。
しかし、そんな116619LBは、最近、以前ほどの強さを感じられなくなっていた状況だったのです。
その大きな理由として、同じ6桁世代のサブマリーナにおいて、YGの116618LBや116618LNよりも安かったという点。
かつては、YGより高いというのがWGサブマリーナのポジションだったため、これは驚く点だといえたのです。
ただ、そんな116619LBは、今年2018年になると数ヶ月という単位で10万円以上の値上がりとなるなど、目立った動きといった傾向へと変化。
そのような値動きをしていたため、、再度YGより高くなったかと思いきや、これまでの事例だとYGより高くなったということはありませんでした。
そんな116619LBですが、8月の値動きから約2ヶ月後の今、さらに10万円近く値上がりしている様子があり、依然として目立った値動きとなっている様子です。
そして、このような値動きにより、ついに116619LBはYGの116618LBより高くなっている状況となったのです。(2018年10月30日時点)
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2018年8月 の安値(楽天) |
2018年10月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
サブマリーナ 116619LB |
中古 | 0年 2ヶ月 |
¥2,884,000 | ¥2,980,000 | 96,000 | 103.33% |
現在、116619LBのボトム価格が298万円なのに対し、116618LBのボトム価格は289.9万円。両者は現在、約8.1万円の差がある状況です。
この116618LBの現在におけるボトム価格は、8月の116619LBと比較すると約1万円高いため、116619LBが値上がり傾向と考えることができ、116619LBが久々にYGより高くなったという現象だといえます。
また、黒ベゼルの116618LNに関しても、現在約294万円という水準であるため、黒、青、いずれのベゼルと比較しても、WGはYGより高い状況となっています。
116619LBというモデルの過去における高い注目度を考慮すると、YGより高いという現象は当然だともいえます。
しかし、最近、他のモデルにおいてWGがYGより安いという現象が目立っているという点もあります。
そういった点を考慮すると、サブマリーナの116619LBは、一旦YGより安くなったにもかかわらず、再度高くなったというのはかなり凄いともいえるかもしれません。