サブマリーナの最高級モデルといえば、YGという印象が強いですが、6桁世代からはWGモデルが登場し、YGはWGの次に高いという印象があります。
実際、6桁デビュー当時の新品実勢価格においてもYGよりWGのほうが高いという傾向があり、WGのほうが高いという印象が強かったといえます。
しかし、近年、WGの人気は以前ほど強くなく、2017年の段階で、WGよりYGのほうが高い様子となっていました。
それが2018年10月に久々に、WGの116619LBはYGの116618LBより高くなったのです。
ただ、そう思ったのもつかの間。
YGの116618LBは、再度116619LBより高くなっているのです。
現在、116619LBのボトム価格は298万円であるのに対し、116618LBは299万8000円。(2018年11月28日時点)
ほぼ変わらないともいえますが、YGのほうが1.8万円高い状況となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2016年11月 の安値(楽天) |
2018年11月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
サブマリーナ 116618LB |
中古 | 2年 0ヶ月 |
¥2,570,400 | ¥2,998,000 | 427,600 | 116.64% |
2018年において、WGの116619LBは一時YGより高くなるというように、目立った値動きとなっていましたが、それに負けじとYGも値動きしているのです。
この116618LBは2年前に約257万円という水準だったのが、今では約299万円。
実に2年の間で42万円以上高くなっているのです。
2年前の相場でも250万円台というように、このYGモデルは高い印象です。
ですから、あまり値動きはしないと感じた方もいるかもしれません。
しかし、実際は2年で40万円以上の値動きとなっているように、なかなかな値動きをするモデルであったのです。
ちなみに、サブマリーナの人気モデルといえば、ステンレスの緑ベゼルモデルである116610LVの印象が強いですが、そちらは2年で41万円という値動きとなっています。
ですから、このYGモデルの値動き額は、人気モデルという印象の強い緑ベゼルと同水準であり、なかなか値動きしているという印象です。
この116618LBは、緑ベゼルやWGと比較して、それほど目立った人気モデルという印象はないかもしれません。
けれども、相場はWGよりもやや高く、2年の間で値動きした額は緑ベゼルをやや上回っているぐらいの状況なのです。
6桁世代+YGということで、2年前の257万円という水準でも十分高く感じるかもしれませんが、今となってはその時点からさらに40万円以上出さないと買うことができないというのは驚きです。