2000年といえば、デイトナがモデルチェンジを受けた年という印象が強いですが、同じくその年に、かなり異色なモデルがデビューしました。
その存在こそデイトナビーチであるのですが、この特殊なデイトナは、4色のラインナップが用意され、それぞれ専用の革ベルトや箱が備わっているのです。
これまで、ロレックスではこのようなイレギュラーなモデルを発表するといったことがほとんどなく、デイトナビーチはかなり特異な存在だといえます。
そのようなレアさから、実勢価格は他のデイトナと比較して高めなのですが、天然素材文字盤+WGということもあり、デビュー当時から「かなり高い」という印象がありました。
このようにカラフルなことから、4色全て揃えたいと思われるでしょうが、それら全てを揃えようと思ったならば数百万円近い額を覚悟しなければなりませんでした。
しかし、今思えばその時代にデイトナビーチを4色揃えても良かったかもしれないともいえます。
その理由こそ、デイトナビーチが値上がり傾向であるという点なのですが、特に最近においてこのデイトナビーチは動いているといえるのです。
本記事で参考とした中古腕時計
|
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2018年7月 の安値(楽天) |
2018年12月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
デイトナビーチ青 116519 |
中古 | 0年 5ヶ月 |
¥2,998,000 | ¥3,280,000 | 282,000 | 109.41% |
デイトナビーチには4色のラインナップがありますが、時期によってレアな色が異なる傾向があります。
今では青は複数が売り出されており、それほど珍しい印象がありません。
しかし、2016年や2017年頃においては、青は売られていることを見かけなかったのです。
そして、その時期多かった色が黄色や緑なのですが、今では緑が1つ、黄色が0となっており、青よりレアな印象となっています。
そんなデイトナビーチは、色を問わず全体的に高くなっている印象があり、現在では特に緑が高い様子です。
青に関しても、2018年7月と比較して28万円以上の値上がり傾向となっており、目立って上昇しているという印象だといえます。
ちなみに、緑のデイトナビーチは400万円台となっており、2016年と比較するとずいぶん上昇していることになります。
いずれにしても、デイトナビーチは2016年頃であれば200万円台前半という水準で入手可能だったのが、今ではその多くが300万円台となっており、ずいぶん高くなっている印象です。
デイトナビーチはなにかと特徴的なモデルですが、
ということで、かなり目立つ様子が満載だといえる存在です。
よって、このような値動きはデイトナビーチというキャラクターを考えると全くもって自然であると感じ、今後もどのようになるか楽しみだといえます。