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現在相場考察

50万円前後の選択肢、エクスプローラ214270

2016年4月25日更新
ロレックスのエクスプローラー214270について斉藤由貴生が執筆。本記事では2015年4月の最安値(ヤフオク)と2016年4月の最安値(楽天)を比較し現在相場を考察。この1年0ヶ月での変動は¥6,000だった。

エクスプローラ 214270についての考察(2016年4月)

2010年に出た現行エクスプローラ、現在の中古相場は50万円前後。この時計、新品の相場が55万前後なので中古と新品の価格差が少ない時計です。

ロレックス エクスプローラー 214270¥1,018,000〜¥1,554,000(2024年11月21日現在)

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2015年4月
の最安値(ヤフオク)
2016年4月
の最安値(楽天)
変動額 残価率
ロレックス
エクスプローラ
214270
中古 1年
0ヶ月
¥480,000 ¥486,000 6,000 101.25%

今年、2016年のバーゼルで「3・6・9」の文字が114270時代のように蛍光塗料仕様となりました。個人的に非傾向仕様の214270、昔ヤフオクに出ていた劣化パチモノのようであまり好きではありませんでした。

約50万円前後という相場も不人気さを反映しているようにも思えます。エクスプローラというと、かつてスポロレの中ではデイトナに次ぐレベルの高価格。長らくデイトナヨットマスターロレジウム⇒エクスプローラ≒サブマリーナデイト⇒GMTマスターという価格序列でした。

それが現在、最も安いスポロレになってしまったというのは、かつてのことを考慮するとエクスプローラにとって不名誉なことだと思います。

しかし、この214270、「3・6・9」が蛍光仕様になると、とてもかっこよくなったと思います。個人的にとっても欲しいです。

で、今私が思うこと。今年リニューアルされた現行エクスプローラが再度人気モデルとなり、エクスプローラの価値が高まる。すると114270も「3・6・9」が蛍光でない前期214270も注目をされ全体的に相場が高くなる気がするのです。やはり、人気を牽引する現行モデルがあると、既に生産中止となった仕様違いの過去モデルが「なんだかツボ」に感じるようになると思うのです。

よって、現行前期エクスプローラ、最も安いスポロレである今、投資対象として良いのではないかと思っています。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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