2007年から6桁世代となったエアキング。2016年からはスポーツモデルとなりましたが、それ以前に存在した114200は文字盤が大幅に変更され、現在でもオイスターパーペチュアルとして存在しています。
114200という存在は、同じ型番でも、2007年から2014年頃までのエアキングだった時代と、2014年頃から2015年頃までのエアキング非表示時代、そして2015年から現在に続く現行オイスターパーペチュアル世代という3つのモデルがあるのです。
この114200というモデルは、ケースが34mmというサイズで、今のメンズサイズとしては小ぶりな部類に入ります。
また、現行メンズサイズの価格序列では、この114200が最も廉価といえる価格帯に位置しているため、エントリーといえる存在です。
そのようなことから、この世代のエアキングは、6桁時代のモデルとして最も安い中古相場となっており、2017年1月時点では30万円台前半という価格帯で入手可能だったのです。
当時は、エクスプローラーの14270などが30万円台後半という水準でしたが、現在14270は40万円台後半に位置しています。
では、この114200エアキングはどのような様子となっているかというと、この“青バーインデックス”のモデルについては40万円台前半となっています。
通常の銀文字盤は30万円台後半というように、40万円以下で購入可能となっていますが、それを基準としても2017年の水準より値上がりしているのは凄いといえます。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2017年1月 の安値(楽天) |
2019年2月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
エアキング 銀文字盤 青バーインデックス 114200 |
中古 | 2年 1ヶ月 |
¥334,800 | ¥428,000 | 93,200 | 127.84% |
現在、30万円台で購入可能な114200は約67件中6本程度となっており、30万円台で購入可能な6桁世代はかなり減ったという印象です。
また、この記事の“青バーインデックス”のように、2年前と比較して9万円以上の値上がりとなっているモデルも114200のエアキングには存在。非スポーツ時代のエアキングのこれまでの印象からすると、なかなか優秀な値動きとなっていると感じます。
非スポーツ系時代のエアキングは、目立った値動きをするという印象がこれまであまり無かったかもしれません。
しかし、この2年という期間ではしっかりと値動きしており、その値動き幅は、2012年から2017年までの値動きに匹敵するのです。
実際、2012年5月から2017年1月までの4年8ヶ月で値動きした額は、約8.6万円でした。
それが、2017年1月から2019年2月の2年1ヶ月という期間では、約9.3万円の値動きをしているのです。