ヨットマスターというと、初めに思い浮かぶのはロレジウムでしょう。このヨットマスターというシリーズ、最初に登場したのは92年のこと。当初は金無垢モデルのみのラインナップで、「最高級」スポーツモデルという位置づけ。で、そのヨットマスターシリーズ内における“カジュアル”系としてデビューしたのがロレジウムだったのです。そのロレジウムはベゼルのみプラチナ、あとはステンレスというヨットマスターのイメージを壊さない感じのステンレスモデルで、メンズサイズ、ボーイズサイズ、レディースと3サイズありました。一方コンビのヨットマスターが欲しい場合、当時ボーイズサイズしかなかったのです。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2012年12月 の安値(ヤフオク) |
2016年4月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
ヨットマスター コンビ ボーイズ 白文字盤 168623 |
中古 | 3年 4ヶ月 |
¥448,000 | ¥630,000 | 182,000 | 140.63% |
メンズサイズのヨットマスターのコンビモデルが追加されたのは2004年のこと。
それまで100万円以下のヨットマスターというと、ロレジウムかボーイズコンビの2択だったのです。
で、このボーイズコンビ、現在メンズサイズのロレジウム(16622)とほぼ同じ相場。というか、ロレジウムとボーイズコンビはずっと同じ相場になる傾向があるようです。
デビューしたのが遅いためかコンビのメンズサイズはより高値の傾向。
ボーイズコンビのヨットマスター、メンズサイズのロレジウムと同じ価格ながら、あまり存在感のない模様。
実際、時計屋さんでも実物を見る機会は少ないと思います。
で、これ、34mmとスポーツモデルにしてはかなり小ぶり。
ボーイズですから小さいのは当然なのですが、このサイズの時計って装着感が良いのがいいのですよ。
しかも、ロレジウムの配色より、コンビのほうがボーイズによく合うと思うのです。
つけ心地の良いスポーツモデル、しかも所有満足感高めのコンビは、使用頻度高めの1本使用でもとっても便利。
以前友人がこの時計を毎日ずーっとつけていて、DIYのような作業をするときも、泊まりに行った時もずっと装着しっぱなしだったのです。
で、それを見て、そういう使い方もアリだな、と思った私。
ボーイズサイズならよりいっそう、そういう使い方がしやすそうだなと思うのです。