パテックフィリップのステンレス+ブレスレットモデルは、この10年ですっかり超人気モデルになってしまい、最低でも200万円近く出さないと買えない高価格時計となってしまいました。しかし、同じ「ステンレス+ブレスレット」でもこの例に反したモデルが存在します。それがこのネプチューンと、スカルプチャーです。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2010年1月 の安値(ヤフオク) |
2016年4月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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パテックフィリップ
ネプチューン コンビ 5080/1J |
中古 | 6年 3ヶ月 |
¥659,000 | ¥1,380,000 | 721,000 | 209.41% |
ネプチューンとスカルプチャー、デザイン的に完全に付ける人を選ぶでしょう。
このデザイン、年齢的に付ける人を選ぶというより、ファッションとかその人の振る舞い、個性を選びます。
そういう事情のため、「ステンレス+ブレスレット」にしてはというだけでなく、パテックフィリップ全体の中でもかなり安めの相場。
限定数を設けたスカルプチャーとは違い、このネプチューンは60万円台で売られている、というのが普通でした。
ネプチューンで一番多いのはステンレススチールのピンク文字盤。
で、このコンビはかなり珍しい方です。
コンビでもステンレスでもあまり相場は変わりません。
そして、現在の相場はというと100万円超えはあたり前。
この伸び、さすがパテックフィリップの「ステンレス+ブレスレット」。
当時同様の相場だった3769とか3923は現在でも100万円以下。
特に3923は80万円台でも手に入ります。
やはり不人気モデル、しかもかなり付ける人を選ぶ個性的なデザイン、とはいえ「ステンレス+ブレスレット」のパテックフィリップをナメてはいけない、という事例がこれです。