メンズ専用として2010年に発表されたこのシリーズ。カルティエの“メンズ専用”といえば2002年に発表されたロードスターを思い出します。ロードスターはその後、当初のコンセプトを覆しSM=女性用も販売。結局、デビューしてから10年もたたないうちにモデル廃止されました。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2012年9月 の安値(ヤフオク) |
2016年4月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
カルティエ
カリブル ドゥ カルティエ W7100037 |
中古 | 3年 7ヶ月 |
¥369,000 | ¥419,040 | 50,040 | 113.56% |
さて、この時計、ロードスターの“失敗”をきちんと克服することができたのでしょうか。
サイズは42mmとパネライ並みの大サイズ。
近年のデカアツ傾向では当たり前かもしれませんが、42mmというサイズに振ったのは「メンズ専用」を意識させる上では良かったと思います。
近年、カルティエの時計が人気なく、販売本数が少なくなってきていると言われるカルティエ。
しかしながら、このカリブルドゥカルティエに関しては値上がり傾向です。
2012年9月と比べて約5万円の値上がり。
ただ、2004年に登場したサントス100は10万円近い値上がりをしているため、そこまでの人気はない模様。
自社ムーブメントに裏スケルトンということまで頑張ったのに、6年以上前に発表されたシンプルなサントス100の方が高値とは悲しいですね。
ラバーベルト装着のダイバーズやコンビのブレスレットモデルも存在するなどラインナップは多め。
スポーツ系のメンズモデルにスモールセコンド、という組み合わせはあまりないので、良いかなと思う反面、スモセコ内に目盛りをつけるならアクアノートのようなストップウォッチ機能搭載のほうが自然だと思います。
なお、「カリブル ドゥ カルティエ」という名前も紛らわしいです。“カルティエのカリブル ドゥ カルティエ”と表現することになり、検索しづらいのは良ろしくありません。