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やや回復だが、エアキング116900

この116900は、2017年頃から中古相場は60万円前後となっており、60万円台前半50万円台後半を行ったり来たりしているように感じます。

ですから、2018年3月と比較してやや値上がり傾向である今の水準についても、116900に対してはあまり優秀とは感じないのです。

2016年に、

  • 新しい文字盤のエクスプローラー
  • デイトナ116500LN
  • と共にデビューしたこの116900ですが、翌年2017年、2018年と話題のあるモデルが続々登場したため、2019年の今となってはそれほど目立っていないモデルと思う方もいるかもしれません。

    今後、この116900がどのような評価となるかはわかりませんが、現在までの値動きや情報などから推測すると、「生産終了」というようなニュースが発生しない限り、大幅に値動きするという様子にはならなさそうともいうことができるでしょう。

    ただ、万が一生産終了となったならば、「異例なエアキング」や「デビュー後早期に生産終了」ということになり、大変なレアモデルとなるとも予測できます。

    人気と不人気は、いつの時代でも普遍的でないということを忘れないようにしたいと思います。

    ●この記事の執筆者
    斉藤由貴生
    腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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