今年のバーゼルで「3・6・9」に蛍光塗料が施されたモデルチェンジ版が発表されてから約1ヶ月ぐらい経ちました。新型デビュー当初のエクスプローラ価格がどうなるかを追っていきたいと思っていますが、発表から1ヶ月の今、どんな価格でしょうか。
ということでドーン。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2016年3月 の安値(ヤフオク) |
2016年5月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
エクスプローラ 214270 |
中古 | 0年 2ヶ月 |
¥518,000 | ¥472,000 | -46,000 | 91.12% |
値下がりしていますね。
しかも結構な額の値下がり。
これは純粋な値下がりといって良いでしょう。
114270から214270にフルモデルチェンジされた時、蛍光塗料なしになってしまった「3・6・9」は歓迎ムードではありませんでした。
しかし、人気モデルのエクスプローラ。
他に代替モデルも無いので、「3・6・9」に蛍光塗料がないぐらいで“不人気モデル”へと簡単に降格したわけではありません。
とはいえ、現行スポロレ相場の中では最も安いグレードに位置しているエクスプローラ。
かつてはデイトナの次に高いスポロレだったのに、最も下位価格とは不名誉な気もします。
ま、これが本来の序列ですから、問題は無いのでしょう。
しかし、かつての新品プレミア価格状態の人気ぶりを見ると、はやり「3・6・9」の蛍光塗料なしは“不人気要素”だったのでしょう。
実際、今年発表された新型モデルはかなりカッコいい!欲しい!と思います。
ですから当然、蛍光塗料なし「3・6・9」モデルの値下がりとなるのは理解できます。
けれども、逆に不人気モデルが価格上昇するのがロレックスの面白いところ。
将来的には値上がりする可能性も十分にあるでしょう。
もっとも、近年は“生産中止”になったら即値上がり傾向があったので、この蛍光塗料なし「3・6・9」も値上がりするのか、と思いきや値下がり状態。
が、注意しなくてはいけないのは、今年出た新型が実際に流通し、蛍光塗料「3・6・9」の新品供給が無くなった後!
その時、これの価格がどうなるか、ちょっぴり楽しみであるのです。