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現在相場考察

コンビ黒ベゼルの評価、サブマリーナ116613LN

2019年5月29日更新
ロレックスのサブマリーナー116613LNについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2018年2月の安値(楽天)と2019年5月の安値(ヤフーショッピング)を比較し現在相場を考察。この1年3ヶ月での変動は12万6360円の値上がりだった。

サブマリーナ 116613LNについての考察(2019年5月)

サブマリーナのコンビモデルといえば、「青サブ」が有名で、相場も長らくコンビ黒ベゼル(以下黒サブ)より高いというのが当たり前となっていました。

しかし、2018年2月において、6桁の相場は「黒サブ」のほうが高い様子となっていたのです。

2016年12月において、116613LNの相場は約97万円という水準だったのですが、当時116613LB100万円以上という水準でした。つまり、この時点では「青サブ」のほうが高いわけです。

そんな116613LNは、2016年以降大幅な値動きとなり、2016年12月から2018年2月までの1年2ヶ月という期間で、約29万円の値上がりとなったのです。

その値動きにより、2018年から、6桁において「黒サブ」は「青サブ」より高いという価格序列へ変化しました。

その値動きから、さらに1年3ヶ月経った今、116613LNはどのような動きになっているのでしょうか。

現在、116613LN約139万円という水準で、2018年2月と比較して約12万円の上昇となっている様子。

では、116613LBはどうかというと、現在約131万円というボトム価格となっており、相変わらず、6桁のコンビサブは黒のほうが高い状況となっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2018年2月
の安値(楽天)
2019年5月
の安値(ヤフーショッピング)
変動額 残価率
ロレックス
サブマリーナ
116613LN
中古 1年
3ヶ月
¥1,266,840 ¥1,393,200 126,360 109.97%

現在、ロレックスで人気の要素といえば「カラーベゼル」で、それを備える緑サブや、GMTマスター2のBLNRなどは、かなり目立った上昇となっています。

それに対して、青サブは同じカラーベゼルながら、それらと比較して値動きが地味かつ、黒サブより安い状況であるのです。

ちなみに、5桁の16613だと黒サブより青サブのほうが高い状況となっているため、「黒が青より高い」という現象は、現在6桁に限られるようです。

このような現象の理由として考えられるのは、116613LNの数の少なさかもしれません。

5桁の場合、「文字盤とセット」という条件なら、青と黒の移行は可能なようですが、6桁ではそれができません。

そのため、新品時において、人気がある「青サブ」を選ばれる傾向があったためか、116613LNの個体数は青より少ない傾向があっても不思議ではありません。

しかし、現在の中古売り出し数を見てみると、116613LBが23件、116613LNが16件であるため、それほど大きく変わらないともいえます。

このような価格序列になった理由は不明ですが、いずれにしても、2018年頃から6桁コンビモデルでは、黒のほうが青より高いという状況となっています。

かつて人気があったモデルより、不人気だったモデルのほうが高くなるという現象は、GMTマスター2など様々なモデルに見られますが、コンビのサブマリーナという世界においても、そういった現象が起きているのは興味深いと感じます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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