デビルというと真っ先に付けているのが思いうかぶのはジョンレノン。デビルは昔からある長寿モデルで様々なラインナップがあるため相場を見るときに注意しなければならないのですが、このデビルプレステージは90年代後半に現役だったモデル。スピードマスターデイトやシーマスター120mなどと同時期のモデルです。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2009年9月 の安値(ヤフオク) |
2016年5月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
オメガ
デビルプレステージ 白文字盤 手巻き 4820.31 |
中古 | 6年 8ヶ月 |
¥46,500 | ¥89,800 | 43,300 | 193.12% |
今も昔もオメガの代表的なモデルといえば、スピードマスターとシーマスター。
その両者はロレックスで言うところのスポロレ的なモデル。
それに対してラグジュアリーなオメガが、コンステレーションとこのデビルです。
さて、デビル、現在はかなりラグジュアリーに位置づけされる立ち位置となりましたが、90年代後半頃は結構安かったのです。
かなりドレッシーな見た目とは裏腹に安い、というブランディング的には良くないこの時計。
しかし、オメガというブランドで手巻き、スモセコという内容は良いですね。
実は私も初めて機械式時計を買うときに、コレ迷った時計なのです。
本にも書きましたが結果的にシーマスター120mを買った私。
なぜデビルを選ばなかったかというと、単純に売っていなかったからなのです!
当時は今のようにネット通販も普及していませんでした。
そうすると、時計ショップを見るしか無いのですが、その時計ショップも入りにくかった私。
結局ダイクマという量販店でシーマスター120mを買ったのですが、その後様々な時計ショップに出入りするようになってからもデビルが売っているのを見たことがありません。
そんなデビル、現在中古が結構流通しているので、もしかしたらデパートなどの正規店で買われたのが多いかも。
ちなみに、2009年と比べると結構相場が上がっています。
シーマスター300mのほうが一般的に人気がありますが、あっちを買うよりコレを買っておけば良い投資になりましたね。
ただ、革ベルトなので使う際はベルトを交換したいです。
よって、購入価格プラス1万円以上が、実際の価格だと思ったほうが吉。
ステンレスブレスレット仕様もあるのですが、私は革ベルトのオメガプレステージがかっこ良いと思います。
オリエントロイヤルよりも安く買えるので、こういうキャラクターがコレクションにない方、1本オススメですよ!