ロレックスといえば、大人気という印象があり、実際派手に値動きするモデルが多いといえます。
しかし、同じロレックスでも、デイデイトとなると、その値動きはあまり派手とは感じなく、実際この2年間でほとんど相場が変わらないというモデルも存在しています。
デイデイトは、ロレックスオイスター系の最高級シリーズであるため、インパクトが強い一方、スポーツモデルではありません。そのため、目立った値動きとならないのかもしれません。
そういった傾向があるデイデイトですが、一部モデルについては、目立って値動きするモデルがあります。
それこそが、この218206です。
値動きする頻度は、スポーツ系ほどでないにせよ、この3年間は、1年ごとに数十万円単位の動きをするという印象があります。
この218206(アイスブルーローマン文字盤)は、2016年12月に448万円という水準だったのが、2017年12月には468万円に変化。そして、2018年9月には488万円となっていたのです。
2016年から2017年にかけて20万円、2017年から2018年にかけてさらに20万円の上昇という動きだったことになります。
さて、そんな218206ですが、2018年⇒2019年でも、きちんと上昇している様子です。
2019年といえば、特に上半期において、2017年や2018年より派手な動きとなった印象がありますが、このデイデイト218206も同様に、これまで以上の値動きとなっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2018年9月 の安値(楽天) |
2019年10月 の安値(ヤフーショッピング) |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
デイデイト2 アイスブルーローマン 218206 |
中古 | 1年 1ヶ月 |
¥4,880,000 | ¥5,480,000 | 600,000 | 112.30% |
2018年9月時点で、この218206は488万円という水準でしたが、2019年10月の今では548万円という水準。実に1年で60万円の上昇となっているのです。
2019年上半期には、目立った値動きをするロレックスが多かった一方、7月以降には、ピーク時より下落という状況が目立っています。
けれども、この218206は、10月時点でも、かつての値上がり幅と比べて随分高い上昇となっている様子であるのです。
この218206は、デイデイトといっても、実は「デイデイトII」というシリーズなのですが、2008年に登場してから7年程度でシリーズ終了となった模様です。
デイトジャストにも同じ境遇の「デイトジャストII」がありますが、いずれのシリーズでも「II」は目立って値動きする印象があります。
文字盤に「II」という表記があれば、さらなる動きとなったようにも思いますが、それが無くとも、今ほどの値動きとなっているのは凄いと感じます。