2018年1月以降、目立った上昇傾向となったロイヤルオークの銀文字盤15400ST.OO.1220ST.02ですが、2019年8月からは値下がり傾向となっています。
現在の15400STの値動きは、スポーツロレックスやノーチラスと同様、2019年上半期に目立った上昇、2019年夏頃から値下がりとなっている様子ですが、その下落傾向は今でも続いている様子があります。
15400ST.OO.1220ST.02は、8月時点で265万円という水準でしたが、10月の今では約249万円。
この2ヶ月で15万円ほどの下落となっている様子ですが、この下落幅は、8月時点とほぼ同じ水準であります。
2019年8月時点で265万円だった15400ST.OO.1220ST.02は、7月時点では278万円という水準でした。ですから、その際の値動きは『1ヶ月で13万円の下落』となります。
つまり、この15400ST.OO.1220ST.02は2019年7月の水準をピークとして、それ以降は値下がりが続いているわけです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2019年8月 の安値(楽天) |
2019年10月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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オーデマピゲ
ロイヤルオーク 15400ST.OO.1220ST.02 |
中古 | 0年 2ヶ月 |
¥2,650,000 | ¥2,498,000 | -152,000 | 94.26% |
さて、現時点の水準は、約249万円ですが、これは2019年5月時点の水準に近いといえます。
2019年5月に、この15400ST.OO.1220ST.02は約241万円という水準で、7月には278万円となっています。ですから、現在15400STは5月時点水準に近い状態まで値下がりしたといえるかと思います。
8月以降、2度に渡って10万円単位の下落となった15400ST.OO.1220ST.02ですが、現在水準は2018年よりも高いため、まさに「ピーク時より下落」という表現が適していると感じます。
こういった値動きもまた、スポーツロレックスや現行世代ノーチラスと同様であるため、15400ST.OO.1220ST.02はオーデマピゲにおける人気モデルの代表例となっているのではないでしょうか。
もちろん、ロイヤルオークには、15202STのエクストラシンという存在があり、ノーチラスのライバルは15202のほうという印象があります。
しかし、値動きの観点ではエクストラシンより15400STのほうが派手だといえ、その動きの傾向も、ノーチラスなどと共通した点があるわけです。
そういった意味では、15400STという存在は、ロイヤルオークの中で、実は最も人気が高いのでは、と思うところです。