オリスといったら、かつてドンキホーテで新品が4万円台で売っていた頃を思い出します。その頃、巷では高級腕時計ブームが起こり、近所のドンキホーテでもロレックス、オメガ、カルティエ、ブルガリが当たり前のように売られていました。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2013年4月 の安値(ヤフオク) |
2016年5月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
オリス
ビッグクラウン デイデイト ラバーベルト |
中古 | 3年 1ヶ月 |
¥32,990 | ¥37,584 | 4,594 | 113.93% |
その時、ロレックス&オメガとは違う商品棚で売られていたのがこのオリス。
同じくスイス製機械式の腕時計ながら“高級腕時計”として扱われていなかったのが特徴的でした。
ただ、内容は
と非常に実用的。
しかも“裏スケ”仕様でムーブメントが見えるという付加価値付き!
当時、裏スケの時計ってあんまりなかったので、この価格で“裏スケ”はすごく珍しい存在。
で、ムーブメントはETA。
60万円クラスの高級時計でも採用されているムーブメントです。
そんなORIS、オメガを買うならこっちを買おうかな、と購入を考えたこともある筆者ですが、いまいち「パンチ不足」といった感じで、これといった購入動機が無く買わなかったのです。
しかし、価格に対して内容が良いだけに中古価格も安定。
当時の新品価格と現在の中古価格、あまり差がないと言っても良いでしょう。
また、スウォッチグループの方針により、現在ETAムーブメントが基本手に入らないため、ETA搭載ってのも希少要素の一つとなってしまいました。
ただ、この時計。ラバーベルト仕様のため傷んでいた場合、交換費用が高いかもしれないので要注意。
いずれにしても、この時計、ガンガン使えそう&時計好きのツボを押さえた内容のため、1本持っていても良いかもしれません。