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腕時計特集

希少!初代ノーチラス ”ジャンボ” Ref.3700 のご紹介

2019年12月3日更新

こんにちは!

コミット銀座の金子でございます!
本日は初代ノーチラスの希少モデルになります!

パテックフィリップ ノーチラス ジャンボ シャンパン文字盤
Ref.3700/11JA 1981年頃製造
付属品:アーカイブ・修理明細書(2017/09)
店頭販売価格 7,590,000円 (税込)

スポーツエレガンス代表格”ノーチラス
ジェラルドジェンタさんデザインのパテックフィリップ初のスポーツウオッチです。

今回ご紹介のモデルは1976年発表のノーチラスのファーストモデルで、
当時としては大きい40mmのケースサイズから通称”ジャンボ”と呼ばれているモデルです。

秒針のないシンプルな2針モデルで
ステンレスモデルの生産本数は僅か1200本程度と言われており、
SS/YGのコンビモデルはさらに生産数が少ないと言われている希少モデルです。

SSジャンボモデルは海外オークションでも1000万オーバー当たり前のモデルですね。

直近のオークションですと、

2019年11月10日 フィリップスジュネーブ
125,000スイスフラン→約1,370万円

2019年11月26日 フィリップス香港
3700/1Aのトロピカルに関しましては
2,500,000香港ドル→約3,500万円

と超高額プライスが付いておりました。

ノーチラスの魅力は何といってもこのケースの薄さでございます。
2ピース構造の為、ケース厚は僅か7.6mmです。
因みに現行モデルのRef.5711/1Aも薄いですが、裏蓋有の3ピース構造の為、
厚さは8.3mmです。

”2ピース構造”
裏蓋を独立させずに一体化させたケースを持ち、ベゼルとケースの2つのパーツで
ムーヴメントを挟み込みベゼルの耳でケースを固定する構造。

ムーヴメントはジャガールクルトが製造した薄型自動巻ムーヴメント”Cal.920”を
ベースにパテックフィリップが改良を加えた”Cal.28-255C”を搭載しています。
パワーリザーブは約40時間になります。

こちらはオリジナルのSSリュウズが付いております。
チェンジが入っている個体も多いですが、オリジナルリュウズはポイントが高いです!

針・インデックスはトリチウムになります。
ダイヤルコンディションも非常に良いです。

1981年製造の商品ですが、
ケース・ブレスの状態もスレキズ程度でグッドコンディションになります。

3700/11という型番は80年代入り、ブレス幅が少し広くなったモデルと言われております。

ご覧の通り、ブレスの伸びもほぼ感じられません。

付属品はアーカイブが付属しております。
このような希少モデルはアーカイブは重要でございます!

また前オーナー様がデパート経由の修理工房にて
2018年にメンテナンスも完了している安心個体になります!

希少初代ノーチラス 3700/11JA “ジャンボ”
世界的に高値で取引されている希少モデルになります。
このような希少モデルはコンディションで価格差が出るモデルですが、
この個体は非常にコンディションが良くオススメです!
お探しの方は是非一度店頭にご覧ください!

今回ご紹介したパテックフィリップ ノーチラス ジャンボ Ref.3700はこちら

この記事の執筆者
金子剛
コミット銀座 鑑定士 (時計鑑定歴15年) 2020年よりエグゼクティブ・アドバイザー就任。 腕時計の知識、相場観には定評があり、特にヴィンテージロレックスのマニア気質が高い。 現在、ヴィンテージロレックスに特化したサイト、CVWD.JPを制作。
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