タグホイヤーの主力モデルといえばカレラですが、この1996年に出たカレラは今のモデルとは別物。「ホイヤー」単体ロゴが示す通り、1964年の復刻モデルです。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2013年5月 の安値(ヤフオク) |
2016年6月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
タグホイヤー
ホイヤーカレラ 1964復刻版 K18YG CS3140 |
中古 | 3年 1ヶ月 |
¥367,500 | ¥398,000 | 30,500 | 108.30% |
1996年当時のタグホイヤーって今とはブランドの戦略が違って、ステンレスブレスレットを搭載したダイバーズがメインの展開でした。(しかもクオーツが主)
そんな時に
というこの復刻版はまさにタグホイヤーの中で異彩を放つモデル。
当初は限定数付きの限定として出たのですが、人気があったのでレギュラーモデル化。そしてその後はタグホイヤーの主力モデルにまで発展していったのは今のラインナップを見れば分かります。
という3種類のシンプルなラインナップでした。
この金無垢モデル(CS3140)のみクロコダイルの革ベルトが装着され、特別な高級感を演出していました。
ただし、後のマイナーチェンジで登場した茶色文字盤のステンレスモデル(CS3112)にもクロコダイルの革ベルトが装着されたため、ステンレスモデルと金無垢モデルの差別化はなくなりました。
ちなみに、通常のステンレスモデルに装着されるカーフの革ベルトにも実は茶色が存在。
カタログモデルには茶色ベルトを搭載したモデルはありませんが、タグホイヤーの正規代理店に行けば注文可能です。
インスタグラムを見てみると、結構いろいろな希少時計をアップしている人がこの金無垢カレラを載せたら「いいね!」が200件。
デイトナや4桁リファレンスのエクスプローラ2や同じく4桁のミルガウス(1019)よりもいいね!がたくさんついていました。(ただし赤サブには負けていました)
デザイン的にも内容的にもとっても良い時計だと思うのですが、あんまり知られていないこの時計。
2013年から相場はほぼ変わっていない状況ですが、認知度が低いため取引自体があまりされていない模様です。
30万円台でこの時計が買えるっていいと思うのですけれど、いかがでしょうか。