多彩な文字盤のバリエーションがあることってロレックスの良さの1つです。色やデザイン等々のバリエーションだけでなく、シェルやメテオライト、オニキスといった様々な素材の文字盤があるのも良さの1つ。しかし、スポロレ系でそういった文字盤を選べのはヨットマスターとデイトナのみ。それもコンビ以上の金が使われた高級モデルに限られます。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2011年12月 の安値(ヤフオク) |
2016年6月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
ヨットマスター K18YG シェル文字盤 メンズサイズ 16628NGS |
中古 | 4年 6ヶ月 |
¥1,380,000 | ¥2,048,000 | 668,000 | 148.41% |
ヨットマスターは1992年にデビューした当初、金無垢モデルのみの超高級スポーツとして登場したため、シェル文字盤の設定があるのが良さです。
しかも、近年はコンビモデルでもシェル文字盤を選べるようになりました。
3針スポロレのコンビといったら、青サブ、GMTマスター、ヨットマスターの3つですが、シェル文字盤を選べるのはヨットマスターしかありません。
青サブとGMTマスターにも高級文字盤が用意されていますが、それは通常の文字盤にダイヤが添えられたもの。
シェルが選べるのヨットマスターだけ!
ちなみに、デイトナの場合2004年にメテオライト文字盤が出たため、ヨットマスターよりも文字盤バリエーションが豊富です。
しかし、シェル文字盤の場合、デイトナのようにスモセコなどが配置されたクロノグラフよりも、シンプルな3針のヨットマスターのほうがシェルの綺麗な文字盤をしっかりと眺めることができて良いと思うのです。
スポロレという枠の中で、“シェル”だとか“金無垢”というドレスウォッチの定番要素が入っているっていいと思うのです。
これこそ、三雲ブランドのスポーツモデルとの差別化です。
例えば、ノーチラスのジャンボサイズにシェル文字盤の設定はありません。
もしも自分が南仏のリゾート地に別荘を持っている貴族だったら、ベントレーのアズールを運転して海近くのレストランにフラッとお昼ごはんを食べに行く際、気分が特に晴れてる時シェル文字盤のヨットマスターを選びたいな、なんて想像してしまいます。(逆に気分が沈んでいるときはノーチラスの3710/1Aかも)
そういう気分を豊かにさせてくれるスポーツモデル、金無垢+シェル文字盤という内容で三雲ブランドのステンレス製と同じ相場。
どっちを選ぶか、というより両方欲しいです。