今年2016年のバーゼルで16年ぶりに新作が発表されたステンレススチールのデイトナ。新作が出たことをきっかけに旧型の値上がり現象が起こるのはロレックスにとって珍しいことではありません。特に2007年のGMTマスターや2011年にエクスプローラ2の新作が出た際には旧型が値上がりしました。ということで、元祖プレミア価格かつ時計の王様とも言っていいデイトナのモデルチェンジは旧型にどのような影響をもたらすのでしょうか。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2016年3月 の安値(楽天) |
2016年6月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイトナ 白文字盤 116520 |
中古 | 0年 3ヶ月 |
¥1,058,400 | ¥1,110,000 | 51,600 | 104.88% |
ということで、旧型となった116520の価格を追って2ヶ月目。
116520に関して追っているのは白文字盤のほう。
16520含めたデイトナの中でステンレスモデルとして最も安いのがこの116520の白文字盤。
2000年以降の最も安い時では70万円台という価格だった116520ですが、2013年頃から値上がりして新型デイトナの発表時の中古安値は約105万円。
その105万円が約5万円の値上がりとなっているではありませんか!
とはいえ、この5万円という差は
ということもできてしまうほどの差にしかすぎません。
通常、生産中止による値上がりはもっと分かりやすいぐらいドーンと値上がってくれるのです。
ですので、116520の値上がりはまだの模様。
というのも、116520はあくまで“旧型”となっただけで、まだ生産中止になったかどうかが謎だからです。
多分生産中止だとは思いますが、完全に流通がなくなり、新品価格があがり、その後やっと中古価格も上がるのです。
デイトナ(116520)の場合、ノーチラスなどと比べると生産数が多いため、中古相場が高くなるにはブランクがあるのだと思います。
ということで、デイトナ、発表から2ヶ月目の2016年6月は、まだまだ値上がりしていません。