腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
現在相場考察

あまりつけている人を見かけない、タンクフランセーズLM

2015年8月15日更新
カルティエのについて斉藤由貴生が執筆。本記事ではとを比較し現在相場を考察。このでの変動は¥0だった。

についての考察()

パシャに対するカジュアルモデルがパシャCなら、タンクシリーズのカジュアルもでるがタンクフランセーズです。このタンクフランセーズ、ステンレスブレスレットに白文字盤というスッキリとした上品な時計で、フォーマルにもカジュアルにも合いそうなのですが、男性が装着している姿をあまり見かけません。女性は結構よく見かけるのですが、パシャCとは違い、はっきりとSM,MM,LMとサイズが用意されていることからLM=男性用をつけていても女性物のようには見えないはずなのです。さらにLMに関してはオートマティックの機械式ムーブメントを搭載。より男性用であることを意識させてくれます。

カルティエ¥68,339〜¥55,010,000(2024年11月21日現在)

このタンクフランセーズ、女性向けか男性向けかはっきりしないパシャCや、男性物であるにもかかわらず女性用と間違えられてしまうパシャCよりもつけやすいと思います。

さらに、比較的相場が高めのカルティエ20万円台前半というオメガ並みの価格

結構お買い得だと思います。

しかしながら、2012年までは10万円台前半で買えたので10万円ほど高く買うことになってしまいます。

ちなみに、2009年1月~3月の相場は15万円前後。

それ以前の相場が今ぐらいだったので、元に戻ったというのが正しいでしょう。

この時計、今後価格が上昇するかは微妙なところですが、
現在の時計相場の中で、良い時計という内容の割に比較的値上がりが少なく、なおかつ使いやすいと思うので1本買っても良い気がしますね。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
本コンテンツには、主観的評価、見解、想定における情報が含まれています。運営者及びコンテンツ提供者は、コンテンツ内容の正確性、確実性、完全性における保証を行いません。また、コンテンツ内容にかかわる損害・トラブル等に関する一切の責任を負いません。本サイトに記載されている情報は、特に断り書きがない限り、更新日時点での情報に基づいています。