カルティエと同じくリシュモングループのパネライがデカアツブームを引き起こし、多くの時計が大型化されました。このパシャもまさに大型化なのですが、パネライに影響を受けた時計というよりはパネライと同じコンセプトで作られたモデルといっても良いかもしれません。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2008年10月 の安値(ヤフオク) |
2016年6月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
カルティエ
パシャ42mm ステンレスブレスレット W31072M7 |
中古 | 7年 8ヶ月 |
¥450,000 | ¥421,200 | -28,800 | 93.60% |
コレが出たのは2005年のことなのですが、同じ時をしてデビューしたパネライのラジオミールベース(45mm)と同じにおいがします。
2005年頃のパシャといえば、
の2種類があったのですが、38mmの後継型がこのパシャ42です。
当時のカルティエはサントス100とか、このパシャ42とか、パネライの要素をうまくカルティエに取り入れようとしてきた感じがします。
で、このパシャ42も当時、近代的なパシャになったな、と思わせてくれたモデルで、特に革ベルト+YGのモデルはちょっと欲しいかもと思わせてくれるモノでした。
しかし、そんな2005年という時計にしては最近出たモデルでありながらすでに生産中止となっています。
見た目は女性っぽいけど、実は男性用ですというのがパシャだったのですが、今現行のパシャCはカルティエの公式サイトによると「レディース」のカテゴリになってしまいました。
この時計、デビューしてから2008年ごろまで中古40万円台後半という結構な高値で取引されていたのですが、2010年頃になると30万円前半まで値下がりしました。
最近やっと40万円台が中古の最安値となりましたが、それでも2008年に買っていたら利益がマイナスな時計です。
近代っぽい形状、シンプルなデザイン、男物っぽいデザインのパシャという内容は「欲しい」にあたいするのですが、40万円台っていう相場は高い気がします。
だって、これより安くフレデリックピゲ搭載のパシャ38mmが買えるのですから!
ただ、生産中止となっているので欲しい人が増えたら高くなるってことはなきにしもあらずです。