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腕時計特集

コミット展示品モデル紹介 第10弾 ~手巻きデイトナRef.6240 “THE TITANIC”~

2020年8月16日更新

こんにちは!

本日はコミット展示品のご紹介です。
残念ながら販売商品ではございませんが、
皆様に見ていただきたい逸品になりますので
是非ご覧ください!

ロレックス デイトナ オールトリチウム
Ref.6240 Serial.16番(1967年頃製造)
Cal.722
“Not For Sale”

1965年頃から1969年頃迄、製造されたオイスターデイトナ”Ref.6240
このモデルはバンププッシャーの手巻きデイトナが一般的だった
1960年代にねじ込み式のプッシュボタンを採用し、
Ref.6263のプロトタイプとも称されている希少モデルでございます。
生産数は圧倒的に少なく、市場でもなかなか出てこない希少モデルですね。

当店展示品の”Ref.6263”(右)と撮り比べてみました。
一見、同じに見える手巻きオイスターデイトナですが、

”ROLEX OYSTER COSMOGRAPH”の3段表記の位置が違いますね。

”Ref.6240”の方が3段表記が下に位置しております。
”Ref.6263”にも表記なしローレターダイヤルはございますが、
シグママークが入り、その他、若干ですがダイヤルの書体等が違うんですよね、、。
奥が深いですね~。

更にRef.6240はダイヤルバリエーションが豊富なモデルでもあります。
とにかく深い。。

”Ref.6240(左)”のケースは初代モデル”Ref.6239”と同じようなラグ足が
短いケースが使用されております。
”Ref.6263(右)”と比べると違いが分かりますね。

この個体は”MK1ベゼル”

”MK0”プッシャー等、整合性のとれた希少パーツが付いております。
なかなかMK0プッシャーはお目にかかれません。

ダイヤルコンディションは夜光欠けがなく、
素晴らしい状態を保っている個体でございます。
1967年頃製造にしてこのダイヤルコンディションは驚きです!!

デイトナ本”The Ultimate Rolex Daytona”では、
このモデルと同じ黒文字ローレターダイヤルの”Ref.6240”が
“THE TITANIC”と称して掲載されております。

それにしてもカッコイイモデルですね~。。

オイスターデイトナのプロトタイプ ”Ref.6240
ダイヤルコンディションが素晴らしく、MK1ベゼル、MK0プッシャーと
希少パーツが付いている希少モデルでございます!!

現在店頭にて展示しております!
是非お越しいただいた際は、ご覧下さい!

このモデルはヴィンテージロレックスに特化したコミットのWEBサイト、
“COMMIT VINTAGE WATCH DICTIONARY”
でも紹介されております。どうぞご覧ください。

コミット銀座のロレックス買取価格表はこちら

この記事の執筆者
金子剛
コミット銀座 鑑定士 (時計鑑定歴15年) 2020年よりエグゼクティブ・アドバイザー就任。 腕時計の知識、相場観には定評があり、特にヴィンテージロレックスのマニア気質が高い。 現在、ヴィンテージロレックスに特化したサイト、CVWD.JPを制作。
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