ルミノールシリーズにおける変わり種素材モデルがこのチタン。チタンの前はPVDがその役割を担っていましたが、PVDはコーティングがハゲるためチタンへと変更となったのが2001年頃です。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2012年5月 の安値(ヤフオク) |
2016年7月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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オフィチーネパネライ
ルミノールマリーナ PAM00061 |
中古 | 4年 2ヶ月 |
¥365,400 | ¥464,400 | 99,000 | 127.09% |
PVDよりもかっこ良さでは劣る印象のチタンモデルですが、
という機能的な利点もあったりします。
しかし、かっこよさではPVDに軍配が上がるという印象は自然なこと。
2002年当時は採用されている文字盤色や革ベルト等々はちょっと変化球な感じがしすぎて、素直にかっこ良いとは思えませんでした。
サテン仕上げのケースに焦げ茶文字盤、焦茶革ベルトのチタンより、ポリッシュ+黒文字盤+茶カーフベルトのステンレスモデルのほうが素直にかっこ良い、と思ったのがパネライブームの初期の頃の印象。
そんなことを言っている筆者ですが、筆者自身2002年頃この時計を新品で購入しました。
が、本当は黒文字盤のルミノールベースかPVDが欲しかったけれども、買えない(厳密には在庫がない)ので仕方がなくチタンを買ったのです。
これを持っている当時は満足していませんでしたが、今となっては結構カッコよいと思います。
ポリッシュのステンレスよりスマートにつけこなせそうな良い色合いだと思います。
エルメスのサックアデペッシュだとこんな感じ。
これ、かっこいいと思いませんか?
当時不順な気持ちで購入し、実際在庫が売れ残っていたPAM00061。
しかしその後PAM00061は値上がり傾向となり、ステンレスモデルよりも高値となります。
リーマンショック以前に今と同じような相場となりますが、2012年には30万円台に。
そして、今また45万円以上という相場になりつつあるではありませんか。
やはりチタンは、パネライが高くなってくるとステンレスより高値になる傾向があるようです。
しかし、自分で取り替え可能の革ベルト、というのが大きな特徴であるパネライ。
上記のPAM00061は付属品がついていないのが残念。
パネライこそ付属品がついていて欲しい時計の代名詞。
付属品は大事に取っておいて欲しいと前オーナーにお伝えしたいですね。