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2020年9月30日更新

トリチウム個体の魅力、パシャC W31043M7

この3年間において、パシャCの相場はあまり変動していないため、そこまで大きなニュースが無いと思ってしまいますが、実は1つ変化が起きた点があります。

それは、程度の悪い個体の売出しが減ったということなのですが、現在パシャCのボトム価格の多くは、それほど程度が悪くないのです。

かつてであれば、ボトム価格は程度が悪いため、「ABランク以上」と注釈をあえてつけていたのですが、現在パシャCの多くでボトム価格がABランク以上という状態です。

この世代のパシャCも、今やヤングクラシックという印象となってきており、不思議な魅力を放っているといえます。

10万円台半ばという価格帯で購入可能であるため、あえてこの世代のパシャをコレクションするというのもの腕時計の楽しみ方としておおいにありだと思います。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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