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現在相場考察

1ヶ月で20万円近い値上がりだが、ロイヤルオーク15300ST.OO.1220ST.01

2020年9月29日更新
オーデマピゲのロイヤルオーク15300ST.OO.1220ST.01について斉藤由貴生が執筆。本記事では2020年8月の安値と2020年9月の安値を比較し現在相場を考察。この0年1ヶ月での変動は¥196,000だった。

ロイヤルオーク 15300ST.OO.1220ST.01についての考察(2020年9月)

ここ最近、ロイヤルオークが目立って上昇している傾向がありますが、先日お伝えした15400STは、2020年4月と9月水準との比較で約80万円の上昇となっています。

15400STといえば、2012年に15300STの後継モデルとしてデビューした存在ですが、その際の変更点はケース経の拡大だったといえます。

15300ST39mmだったのに対し、15400ST41mm。腕時計は「大きいほうが高い」という傾向があるため、15400STのほうが高いのですが、15300STのほうがオリジナルロイヤルオークの雰囲気に近いといえます。

15400ST15300STは、同じ時代に併売されていたわけではありませんが、どことなくエクストララージとラージ、もしくはラージとミディアムといった印象があり、どちらも同じような動きをするという印象があります。

では、現在の15300STはどういった水準となっているのでしょう。

その答えは、約269万円というボトム価格なのですが、これは1ヶ月前と比べて約19万円の上昇であります。

「1ヶ月で20万円近い値上がり」というと、インパクト大ですが、実は15400STと比べると地味ともいえます。

今回取り上げている15300STは、白文字盤の15300ST.OO.1220ST.01ですが、その後継といえる15400STのボトム価格は、現在約338万円

少し前まで、15400ST15300STの価格差は30万円ぐらいという印象がありましたが、現在では約69万円という差になっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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オーデマピゲ ロイヤルオーク 39mm メーカーOH済 白文字盤 ホワイト 15300ST.00.1220ST.01 AUDEMARS PIGUET ラグジュアリー 腕時計 メンズ 男性用【中古】

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2020年8月
の安値
2020年9月
の安値
変動額 残価率
オーデマピゲ
ロイヤルオーク
15300ST.OO.1220ST.01
中古 0年
1ヶ月
¥2,499,000 ¥2,695,000 196,000 107.84%

ロイヤルオークは最近目立った値動きをしているため、記事での登場頻度も高く、15400STといった比較的新しいモデルだけでなく、15000ST14790STなどの旧世代も動きている様子があります。

そしてこの15300STも、それらと同様目立った上昇という傾向ですから、何ら珍しくない動きをしているロイヤルオークの1つといえるのですが、15400STとの価格差が過去より広がったという観点を考慮すると、意外とお得なのではないかと感じられるのが面白いといえるでしょう。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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