近頃、金無垢の腕時計が高くなっている傾向がありますが、特にブレスレットまでYGのモデルが評価されている傾向があります。
中でも金無垢ロレックスのスポーツモデルは、かなり目立った動きとなっており、6桁や5桁世代を問わず、全体的に値上がりしている印象があるのです。
今回お伝えするのは5桁世代のYGサブマリーナですが、これもまた「目立った値動き」となっている1本です。
この16618SGは、今年1月時点だと283万円で購入可能だったのが、10月現在では330万円というボトム価格。同じ2020年の中で47万円もの価格差が生じている状況となっているのです。
YGモデルにおいて、47万円といった値動きは珍しくありませんが、その値動きの期間が9ヶ月というのは短く感じます。
まして、それが同じ年の1月と10月で変化したわけで、なかなかインパクトのある動きだと思うのです。
さらに2020年といえば、ついこの間まで新型コロナの影響によって多くの腕時計が値下がりしていたわけですから、そこからの切り返しが凄いという感想になるわけです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2020年1月 の安値 |
2020年10月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
サブマリーナ シャンパン文字盤 16618SG |
中古 | 0年 9ヶ月 |
¥2,830,000 | ¥3,300,000 | 470,000 | 116.61% |
記事では、16618SGのシャンパン文字盤を追っていますが、2016年6月時点でのボトム価格は188万円という水準でした。
それが今では、ボトム価格が330万円に達しているわけで、この4年4ヶ月の間において142万円の上昇となったことになるわけです。
16618SGの「ダイヤ・サファイア文字盤」という豪華さは、6桁世代では廃止されてしまったため、筆者としても気になる1本なのであるため、このような評価となっても不思議ではないと感じます。
とはいうものの、今回の評価は『16618SGが評価された』というよりも、YGモデルの全体的な値上がりトレンドに伴って上昇したのだと推測しています。