今年2020年といえば、パシャの復活がありましたが、このことによって旧モデルにも注目が集まっているような感覚があります。
新型パシャの登場は、日本においては緊急事態宣言の真っ只中だったため、その話題は「じわじわと伝わる」といった傾向があったように思いますが、11月にもなるとパシャの知名度が向上したのではないかと肌で感じられるようになったといえるでしょう。
その理由の1つとして分かりやすいのが、パシャCの値上がりです。
パシャCはこの10年ぐらいおおよそ15万円前後という価格帯に位置。時期によって12万円、15万円といったような変動はあったものの、その水準は長らく15万円以上という様子ではなかったといえます。
それが最近では、多くのモデルにおいてボトム価格が16万円台となっているため、「この10年おいて、最も目立った変化」となっているといえるわけです。
さて、今回お伝えするのは、そんなパシャCの中でも特に相場が高い傾向のあるW31047M7ですが、この紺文字盤は他のパシャCよりも、頭一つ高い印象があります。
では現在、W31047M7の相場はどういった水準になっているかというと、その答えは20万円。久々に20万円台となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2020年6月 の安値 |
2020年11月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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カルティエ
パシャC W31047M7 |
中古 | 0年 5ヶ月 |
¥169,999 | ¥200,000 | 30,001 | 117.65% |
この紺文字盤は以前から高い傾向があるため、この20万円台という水準は他のパシャのように「10年ぶり」という状況ではありません。
では、前回20万円台だったのはいつだったかというと、それは2015年3月となります。
ですから、W31047M7は5年ぶりに20万円台回復といったことになるわけですが、このことからも、パシャCが全体的に値上がり傾向となっている様子がお分かりいただけるかと思います。