腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
腕時計特集

【2020年度版】機械式腕時計 ”チューダーのおすすめモデル8選”

2020年11月21日更新

ひそかに多くの根強いファンを持つ人気ブランド「チューダー」

ロレックスにインスパイアされた時計が買えるチューダーは、ロレックスの廉価、普及版のイメージが強い方も多いかと思います。

日本への再進出を果たし、人気ブランドへと急成長を遂げているチューダーの現行おすすめモデル8選をご紹介したいと思います。

おすすめモデル① Black Bay Fifty-Eight 79030B

2020年の新作、ブラックベイ フィフティーエイトです。

ベゼル、文字盤のブルーの色味と39mmのケースサイズで今人気のモデルです。

他ブランドの人気モデル然り、ここのところのブルー文字盤の人気は本当に凄いですね。

S/Sブレス、ソフトタッチストラップ(スエードのような素材)、ファブリックストラップの3種類がラインナップされています。

正規店で今買えないモデルの筆頭だと思います。

国内参考定価 ¥399,300(ブレス) / ¥365,200(ソフトタッチ/ファブリック)

参照:TUDOR

おすすめモデル② Black Bay Fifty-Eight 79030N

2018年の新作、チューダーが1958年に発表したRef.7924 サブマリーナビッグクラウンにインスパイアされ復刻されたモデルです。

Ref.7924同様にリューズガードがないビッグクラウンが特徴で、針にはイカ針(スノーフレーク)が採用されています。

ブラックとミニッツサークル、ベゼルに採用されているゴールドのコントラストがカッコイイです。39mmのサイズ感も人気の要因ですね。

国内参考定価 ¥399,300(ブレス) / ¥365,200(レザー/ファブリック)

おすすめモデル③ Black Bay GMT 79830RB

こちらも2018年の新作、チューダー初のGMT機能がついた自社製キャリバー(Cal.MT5652)搭載のモデルです。

ROLEXのGMTマスターⅡ、126710BLROと同時期に発売され、話題となりましたね。

赤青ベゼルの魅力は言わずもがなですが、ネイビーのような深いブルーがGMTマスターとはまた異なる魅了となっているような気がします。

ケースサイズは41mmとやや大きいですが、791**シリーズのクロノタイムなどカマボコケース(ビッグブロック)のようなケースサイドも良い味を出していると思います。

国内参考定価 ¥438,900(ブレス) / ¥404,800(レザー/ファブリック)

おすすめモデル④ Black Bay Chrono Dark 79360DK

チューダーがオフィシャルタイムキーパーを務めたラグビーワールドカップ2019での日本代表の活躍が記憶に新しいですが、こちらは2017年からパートナーシップを締結しているラグビーのニュージーランド代表「ALL BLACKS」に敬意を表して製作されたモデルです。

1884年からオールブラックスに選出された1181人に合わせた数のみ初回分は生産され、今後は新しい選手が選出される度に追加生産される予定のようです。

ブラックPVDコーティングされたケース・ブレスが、漆黒のユニフォームを纏うオールブラックスを彷彿とさせ非常に人気のモデルです。

今チューダーで最もプレミアがついているモデルなのではないでしょうか。

国内参考定価 ¥501,600(ブレス) / ¥467,500(ファブリック)

おすすめモデル⑤ Black Bay Harrods 79230G

こちらは2017年の新作で、イギリスの老舗デパート、ハロッズ限定のモデルです。

通称グリーン・ベイと呼ばれ、ROLEXの16610LV、現行グリーンサブ126610LVの様な配色と希少性で人気モデルとなっています。

こちらは英国ハロッズでしか購入できないということもあり、日本国内にそれほど数がないのではないかと思われます。

一時期は相当のプレミア価格でしたが、現在ではかなり落ち着いた価格になりました。

フィフティーエイト同様の39mmのケースサイズで一般発売を是非して欲しい時計です。

参照:TUDOR

おすすめモデル⑥ Black Bay Chrono 79363N

1970年代のTUDORサブマリーナ「イカサブ針」を使用したモデルで、ステンレスとイエローゴールドのコンビにクロノグラフを搭載しています。

ブラック文字盤にゴールドカラーのインダイアルが印象的で、パンダ仕様がカッコイイですね。
ご存知の方もいると思いますが、ベゼルと1コマ目のフラッシュフィット部分のみ18KYGとなっています。

18KYGと金張りを使い分け、価格と重さを抑えているようです。

個人的にはブンドストラップ(レザーベルト)仕様が一番好みです。

国内参考定価 ¥757,900(ブレス) / ¥627,000(ファブリック/レザー)

おすすめモデル⑦ Black Bay Bronze 79250BA

こちらは2017年の新作で、チューダーがブラックベイブロンズを最初に発表したのは、2016年のバーゼルワールドで、ブロンズケースにブラウンダイヤルとベゼルを搭載したモデルでした。

その後、ブルーダイヤル(ブヘラ限定)、グリーンダイヤル(Only Watchオークション用)も登場しましたが、こちらのスレートグレーダイヤルを搭載した現行モデルと続いています。

ブロンズケースというとパネライがぱっと思い浮かぶのですが、チューダーのブロンズもデザインにメリハリがあり洗練されていておススメです。

ヴィンテージのような風合い、経年変化も楽しめるブロンズというのもポイントですね。

国内参考定価 ¥449,900(ソフトタッチ/ファブリック)

参照:TUDOR

おすすめモデル⑧ Heritage Chrono 70330N70330B

1970年代の人気モデル、1stモデル(70330N)とモンテカルロ(70330B)の復刻版です。

ダイヤルは、グレー、ブラック(70330N)、ブルー(70330B)の展開で、オリジナルとは違い、回転ベゼルのみ現行モデルとして蘇っています。

初めてモンテカルロのデザインを見た時、奇抜でポップなデザインという印象しかありませんでしたが、見れば見るほど味があるデザインで、良い意味で可愛い時計だと感じるようになりました。

70330Nは初代クロノグラフ Ref.7031と同様にインデックスが通称「ホームベース」と呼ばれるデザインになっている点も嬉しいですね。

個人的にはプラベゼル仕様、ステンベゼル仕様と選択肢があればもっと面白いモデルになるのにと思っています。

国内参考定価 ¥490,600(ブレス) / ¥456,500(ソフトタッチ/ファブリック)

いかがでしたでしょうか。

30万円台からお求めいただけますので、新社会人の方の入門モデルとして、また嫌味のないデザインが多いので年齢問わずデイリーユースにも最適なのではないでしょうか。

今後もチューダーの動向に注目していきたいところです。

コミットTVでもチューダーを紹介しておりますので、是非ご欄ください!
https://youtu.be/hPQZ266bE0w

Text By Yoichiro Yamashita

この記事の執筆者
金子剛
コミット銀座 鑑定士 (時計鑑定歴15年) 2020年よりエグゼクティブ・アドバイザー就任。 腕時計の知識、相場観には定評があり、特にヴィンテージロレックスのマニア気質が高い。 現在、ヴィンテージロレックスに特化したサイト、CVWD.JPを制作。
本コンテンツには、主観的評価、見解、想定における情報が含まれています。運営者及びコンテンツ提供者は、コンテンツ内容の正確性、確実性、完全性における保証を行いません。また、コンテンツ内容にかかわる損害・トラブル等に関する一切の責任を負いません。本サイトに記載されている情報は、特に断り書きがない限り、更新日時点での情報に基づいています。