アクアノートには、ラバーベルトとブレスレットモデルがありますが、長らく「高いのはブレスレット」という傾向がありました。

しかしながら、2019年頃から「高いほうが“ラバーベルト”」という状況に変わってきている状況となっており、以前とは異なる様子となっているのです。

長らくブレスレットのほうが高いという印象があったアクアノートですが、最初に「ラバーベルトなのに高価」というポジションとなっていたのが5164Aでした。

5164Aにはブレスレットが存在しないため、「ブレスレットよりも高い」ということが明白だったわけではないのですが、他のアクアノートが目立った値動きをしていなかった2017年といった時期において、当時活発に値動きしていたノーチラスと同じような動き方をしていたのです。

そして、その後も5164Aは最も人気なアクアノートという印象が続き、「最も高いSSモデル、かつ最も値動きするアクアノート」というポジションとなっていたといえます。

アクアノートといえば、2018年までにおいて「最も高かったのが2014年」といった状況が続いていたため、その時期まで、“優秀なアクアノート”という存在は5164Aぐらいという印象だったのです。

ただ、2018年以降はそれなりに値動きするようになり、2019年からは「目立った上昇」というように変わっていったという経緯があります。

また、2020年の緊急事態宣言以降においては、「ノーチラスが値動きしない横で、アクアノートは値動きしている」という状況に変化。

そして、このような状態になったアクアノートにおいて起きた変化が、「ラバーベルトが高い」ということなのです。

実際、現在水準を見てみると、5167/1A-001のボトム価格が432万円なのに対し、ラバーベルトの5167A-001は約456万円という状況。

以前では考えられませんでしたが、「ブレスレットよりもラバーベルトが高い」ということになっているわけです。

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本記事の価格比較

なお、この5167A-001、前回お伝えしたの2019年8月の段階では398万円という水準でしたが、この水準でも「かなり高くなった」という印象がありました。

ラバーベルトのアクアノートはブレスレットと比べて100万円近く安いということも珍しくなかったため、398万円という当時の水準は「ラバーベルトなのに400万円近い」ということに驚いたわけです。

それが今となっては、もはや「ブレスレットよりも高い」という状況になっているわけで、2019年8月水準よりも58万円ほど値上がりしているのです。

このアクアノートの事例のように、「その勢いに驚く」という状況になった場合、その後も、さらにそれを上回る「驚き」があるというのは、この例に限らずよくある出来事だと思います。