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2021年1月27日更新

コミットTV 八木コラム ~ “ロレックス” 「コンセプト」「バックストーリー」がカッコいいモデル ランキング BEST6~

「男心をくすぐるモノづくりの背景」

どのような「コンセプト」でそのモノが作られたのか。
どのような「バックストーリー」からそのモノが生まれたのか。
どんなモノにでもあるこの「コンセプト」と「バックストーリー」
特に男性はこの「コンセプト」と「バックストーリー」にめっぽう弱い生き物です。

皆さんも「コンセプト」や「バックストーリー」を知り、モノ(=商品)の購入に至った経験が一度はあるかと思います。そしてそのような経緯で購入したモノは、愛着を持って大切に使われているのではないでしょうか。

今回は、ロレックスの各モデルに潜む「コンセプト」と「バックストーリー」に焦点を当て、ランキング形式でお伝えしていこうと思います。ランキングに関しては私が独断と偏見で選んでおり、趣味嗜好が多々入っておりますのでご了承ください(笑)

ロレックスのことをまだあまり知らない方でも、興味を持って楽しんでいただける内容になりますので、ぜひ最後までご覧ください。

ロレックスのバックストーリー
Wearing a Rolex watch enables entry into a world of unlimited possibilities.

ロレックスの時計を身につけることで、無限の可能性を秘めた世界に足を踏み入れることができる。

ロレックスのストーリーは創立者ハンス・ウイルスドルフが初の防水腕時計である「オイスター」を
開発したことから始まりました。そして数々の優れたモデルを開発し、時計製造の象徴としての地位を
確立。パイオニア、芸術家、アスリート、そして先見者たちが身につけるロレックス ウォッチへと進化
しております。”

ロレックス公式サイト参照
ロレックス公式サイトに書かれている内容ですが、そもそもこのバックグラウンドがカッコよすぎますね。ロレックスがこれまで世界中の人たちに愛されている理由がこの内容からも伝わってきます。

モデル別 ランキング

それでは早速ランキングを発表していきたいと思います。正直とても迷いました(笑)

本当はベスト3で発表しようと思っておりましたが、素敵な背景ばかりで絞りきれずに増えてしまった結果です(笑)お許しください。

第6位 深海を制覇した時計:シードゥエラー

シードゥエラーとディープシーは深海遠征用のツールとしてロレックスが開発した、究極の防水機能を
備えたダイバーズウォッチである。
1967年に発表されたロレックス シードゥエラーは水深4,000フィート(1,220m)、2008年に発表された
ディープシーは水深12,800フィート(3,900m)までの防水機能を誇る。
これらは、ロレックスダイバーズウォッチにおける牽引役としての究極の表明であり、何十年にも
わたるプロダイバー達との協力関係の成果である。2014年ロレックスはジェームズキャメロンによる
水深約11,000mのマリアナ海溝の海洋最深部への歴史的単独潜水を記念し、スペシャルバージョンの
ディープシー D-ブルーダイアルを発表した。あざやかなブルーから漆黒へとグラデーションを描く
ダイアルは、海洋最深部に到達した1人の男性の旅を称える”

ロレックス公式サイト参照
まずキャッチフレーズがカッコよすぎですね!!

「深海を制した時計」

海の王者ともとれるこのワードを引っ提げ、究極の防水機能を備えた「シードゥエラー」。D-ブルーダイヤルは海洋最深部への歴史的単独潜水を記念したモデルで、1人の男性の旅を称えるというバックストーリー。皆さん心をグッと掴まれたのではないでしょうか。

第5位 オイスターの真髄:オイスターパーペチュアル

オイスター パーペチュアル コレクションの時計は、1926年以来ロレックスの名声の礎となってきた
世界初の防水腕時計「オイスター」の直系モデルです。これらの時計は卓越したクロノメーター精度、
防水性オイスターケース、そしてパーペチュアルローターによる自動巻ムーブメントという、オイスター
パーペチュアルコレクションの基本的特徴のすべてを備えています。時、分、秒を表示し、独自の
オイスタースチールで作られ、洗練された仕上げを特徴とするこのモデルは、最も純粋な形のクロノ
メーターウォッチです。新世代のオイスター パーペチュアルは、サファイアクリスタルの裏面に反射防止
コーティングが施されており、ダイアルの最適な視認性を確保しています。
これらは、ロレックスの起源を成すパイオニア精神に深く根付いた、時を超越したフォルムと機能を集約
しています。そして時計を最も純粋な形で表現しています”

ロレックス公式サイト参照
ロレックスの原点でもある「オイスターパーペチュアル」。やはりこのモデルは外せないですよね。

オイスターの真髄

この根幹となる背景は何にも代えがたいです。今でこそ世間では当たり前のように使われている” オイスター ”ですが、当時は世界初の防水腕時計としてロレックスが名を馳せました。ロレックスの3大発明のうち「オイスターケース」と「パーペチュアル」の2つを搭載した「オイスターパーペチュアル」は、まさしくロレックスの王道であるといえます。

第4位 世界中で正確な時を刻む:スカイドゥエラー

“頻繁に旅行する人のためのエレガントな時計。スカイドゥエラーは同時に2つのタイムゾーンの時刻を
表示し、年次カレンダーを備えています。基準時刻はオフ・センターディスクにより24時間表示で
示され、ローカルタイムは従来の中央の針により表示されます。
年次カレンダー「サロス」は月間30日と31日の月を自動的に区別します。
それは、特許取得のメカニズムにより機能し、ダイアル外周に配された12個の小窓に現在の月が赤で
表示される革新的な表示方法が特徴です。瞬時に変わる日付はローカルタイムと連動します”

ロレックス公式サイト参照
私は海外旅行がとても好きでして、こちらは個人的な主観を強く反映しランクインさせました。(笑)時計のクォリティは天下一品です。

ロレックス史上最高の複雑機構」

世界中を旅する人や、世界を相手にビジネスを展開する人向けに作られた「スカイドゥエラー」。選ばずにはいられないです。(笑)

第3位 走り続けるために生まれたウォッチ:デイトナ

オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナは、ドライヴィングとスピードに情熱を捧げる人々
の究極の実用時計である。
1963年に誕生したコスモグラフ デイトナは、プロのカーレーサーのニーズに応えるよう設計された。
最高のパフォーマンスを求めるモータースポーツの世界に、永遠に結びつく真のアイコンが加わった。
コスモグラフ デイトナは誕生から50年以上が経過した今でも、スポーツクロノグラフにおける比類なき
存在として君臨し、時間を超越し続けている。”

ロレックス公式サイト参照
ロレックスといえば「デイトナ

「KING OF ROLEX」

今では象徴ともいえる程の人気モデルで『デイトナマラソン』なんてワードすら生まれていますね。ロレックスで唯一”クロノグラフ”を搭載しているモデルになります。ストーリーにも書かれている

「比類なき存在として君臨し、時間を超越し続けている」

まさにこのワードに相応しく、それを体現しているのが「デイトナ」ですね。見た目のデザイン性はもちろんのこと、資産性にも優れており、他のモデルの追随を許さないほど確立された地位を築いています。

第2位 新たな高みへの挑戦:エクスプローラー

オイスターパーペチュアル エクスプローラーエクスプローラーⅡはロレックスと探検の深い関わり
から誕生した。これらの時計は誰も立ち入らないような場所へと向かう。
ロレックスは長年、極地探検家、登山家、洞窟探検家に時計を装着してもらうことにより、実際の環境で
テストを行ってきた。
世界で最も勇敢な探検家、登山家、科学者たちがエクスプローラーエクスプローラーⅡを様々な場所へ
連れ出し、厳しい条件下での信頼性を試した。”

ロレックス公式サイト参照
ロレックススポーツモデルで”シンプル且つ高性能”といえば「エクスプローラー」。ファーストロレックスに選ばれる方も非常に多い人気モデルです。

「人類未踏の地へチャレンジする探検家のために開発」

自分の人生を投影しているかのような「エクスプローラー」のストーリーは共感や勇気をもらうに違いありません。「新たな高みへのチャレンジ、未踏の地へのチャレンジ」など心を燃やされる内容が詰まっております。またデザイン面に関しても、初代より一貫したカレンダーさえ持たない究極のシンプルを追求し、ブレのない確固たるアイデンティティを誇ります。

第1位 揺るぎない一流の証:デイデイト

“デイデイトは 1956年の発表当時、ダイアルに日付とフルスペルの曜日を表示する世界初の防水性能を
もつ自動巻クロノメーター腕時計だった。
そして、並外れた精度、信頼性、視認性とその存在感により、究極のステータスウォッチとしての地位を
確立した。”

ロレックス公式サイト参照
栄えある第1位に選ばせていただいたのは「デイデイト」

究極の逸品 揺るぎない一流の証

こんなことを言われた日には誰だって欲しくなってしまいます。痺れまよね、、、(笑)
成功者はもちろんのこと、これから成功したい!一流になりたい!という人は、1本は所持したいモデルになるでしょう。1956年に誕生し、最高峰モデルとしてステンレス素材は存在しない「デイデイト」は、PT(プラチナ)・WG(ホワイトゴールド)・YG(イエローゴールド)・PG(ピンクゴールド)の4素材が使用されるハイクラスモデルとなります。当時のアメリカ大統領アイゼンハワー氏に送られた事をきっかけに「プレジデントウォッチ」とも言われていますね。まさにいつかは手に入れたい【最高級の時計】ですね!

まとめ
いかがでしたでしょうか。

今回はロレックスのモデルごとに、素晴らしい「コンセプト」と「バックストーリー」をランキング形式で発表させていただきました。

皆さま心に刺さる内容はございましたでしょうか。若干の私情は挟みましたが(笑)、ご購入の際に参考にして頂ければと思います。

また、紹介しきれなかったモデルにも素晴らしい「コンセプト」や「バックストーリー」がございます。ぜひ購入を検討する際は、一度お調べいただき、自分に共感できる素晴らしい1本と出会っていただければ幸いです。

ではまた!

●この記事の執筆者
金子剛
コミット銀座 鑑定士 (時計鑑定歴15年) 2020年よりエグゼクティブ・アドバイザー就任。 腕時計の知識、相場観には定評があり、特にヴィンテージロレックスのマニア気質が高い。 現在、ヴィンテージロレックスに特化したサイト、CVWD.JPを制作。

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