みなさん、こんにちは。
首都圏の1都3県を対象とする緊急事態宣言の解除がされました。と言えども、急にマスクを外しての生活、外出が出来るということではないですし、私が言うまでもないですが、コロナ渦以前の生活に戻るのはまだまだ先の話ですね。ただ、一旦の区切りがつくという点では、気持ちが多少楽になる気がいたします。
コミット銀座は皆さまのおかげさまで、ご来店、お問い合わせを日々いただけております。こういった状況下でも無事に運営できていることに、改めて感謝申しあげます。
さて、今回はノーチラスのSS(ステンレススチール)素材の3針モデルの廃盤を受けて、他のノーチラスのモデルも価格が上昇している中、同タイミングで18KRG(ローズゴールド*革ベルト)仕様のクロノグラフ 「Ref.5980R-001」と、SS(ステンレススチール)仕様のトラベルタイム・クロノグラフ「Ref.5990/1A-001」が入荷しましたので、そちらのご紹介をしていきたいと思います。
*既に販売終了となっていた際は申し訳ございません。
「Ref.5980R-001」 ノーチラス クロノグラフ 18KRG
ノーチラス初のクロノグラフモデルといえば、2006年にノーチラス生誕30周年で発表されたSS(ステンレススチール)素材「5980/1A-001」です。その際に採用された積算計インダイアルの色づかいは、いい意味で今までの【パテックフィリップ】らしさがない、斬新でスポーティーな赤青2色のコンビネーションでした。
*Ref.5980/1A-001
今回ご紹介する18KRG(ローズゴールド)×革ベルト仕様「Ref.5980R-001」が登場したのは2010年でした。*現行モデル
*Ref.5980R-001
革ベルトの仕様は一見かしこまった堅苦しい感じに捉われがちですが、SS(ステンレススチール)素材同様の文字盤デザインを採用したことで、スポーティーな見た目となっております。
搭載しているムーブメント「cal.CH 28-520 C」は、2006年にアニュアルカレンダー「Ref.5960P」に搭載された、自社開発製造(マニュファクチュール)第2弾として発表されたクロノグラフ系ムーブメントです。クロノグラフ針のリセットとリスタートが瞬時に行えるフライバック機能が付いてます。
保証書の日付は、2013年2月となっております。
使用によるスレや小キズはありますが、付属品はしっかりと付いており、現在、国内外で販売されている同モデルと比較してもリーズナブルな価格設定となっております。
販売価格 ¥10,879,000-(税込)
「Ref.5990/1A-001」 ノーチラス トラベルタイム・クロノグラフ SS
ノーチラス生誕30周年となる2006年に発表されたノーチラスのラインアップは、
▶三針モデル「Ref.5711」
▶プチコンプリケーションモデル「Ref.5712」
▶クロノグラフモデル「Ref.5980」
でした。
そして、2010年にアニュアルカレンダーを搭載した「Ref.5726」が新たに加わり、その4年後にあたる2014年に発表されたのが、今回紹介するSS(ステンレススチール)素材のノーチラス トラベルタイム・クロノグラフです。
*Ref.5990/1A-001
ノーチラスのクロノグラフを初めて見た時も、その見た目には驚かされましたが、こちらのトラベルタイム・クロノグラフが登場した時は、今までのノーチラスらしさが見た目からは感じられず、良い意味でクールでカッコいい顔つきだと思います。
クロノグラフにトラベルタイムの機構も追加されているので当然ではあるのですが、自分が初めて見た時の印象はケースが厚い、大きい!というものでした。(笑)
また、ノーチラスの耳にあたる部分がトラベルタイム機構のボタンになっていたのも、衝撃でした。
こちらの時計ですが、当店に入荷時から保証書が付属してなかったのですが、既にアーカイブが取得されております。
販売価格ですが、最初にご紹介した「Ref.5980R-001」と同じ10,879,000円(税込)です。保証書は付属しませんが、それ以外の付属品は揃っており、かなりお得感のあるプライスであると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ディスコンの噂がたってから、素材問わず値上がりが顕著な『ノーチラス』ですが、今回ご紹介の個体は、比較的まだ買いやすい価格であったかと思います。
今後の価格の推移、動向も含めまして、国内外の動きや価格を見ながら、出来る限り話題性のある【パテックフィリップ】のモデルを頑張って仕入れて行きたいと思います。
今後もこちらのコラムでも魅力的な時計をご紹介していきますので、引き続き楽しみにしていてください。
では、また!