2012年12月以降ずっと値上がり状態だったロレックス。値上ったのはロレックスだけではありません。ロレックスの他、様々なブランドの腕時計も値上がりしている状態です。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2016年3月 の安値(楽天) |
2016年7月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
ヨットマスターロレジウム 16622 |
中古 | 0年 4ヶ月 |
¥631,000 | ¥583,200 | -47,800 | 92.42% |
値上がり状況を把握するのにはいろいろな方法がありますが、筆者は1つの指針としてヨットマスターロレジウムの相場を参考にする場合があります。
ロレジウムは、例えば全体的に時計が安い時に50万円台前半、全体的に時計が高い時は50万円台後半といった感じで、その時々の相場となんとなく連関している興味深い存在なのです。
例えば、リーマンショック以前の常識では50万円台を切ることはありませんでしたが、リーマンショック後の2010年頃には45万円を切るという状況になったのです。
当然、その時にその他の腕時計も過去常識を遥かに下回る相場となりました。
例えば、青サブは33万円でしたが、それ以前は安くても38万円程度でした。
腕時計が全体的に高くなった2014年以降は、45万円だったロレジウムが60万円台後半まで上昇。
今度は「高い相場」における常識を覆してしまったのです。
そのような感じで長らく60万円台だったヨットマスターロレジウム、今年の春には60万円台前半というそれ以前と比較して安い相場になりました。
しかし、それは春のこと。つまり、例年の常識からするとロレジウムの相場が安めになる時期だったので、夏にかけて再度60万円台後半に持ち直すのか、と思われました。
がしかし、現在の安値は約58万円。ついに60万円を切ってしまったのです。
久しぶりに見る58万円というロレジウムの価格、なんだかかなり安いように感じますが、腕時計が全体的に高い時の相場、特に2007年や2013年などの以前はこれぐらいが普通です。
ということで2014年ごろから60万円台後半となったロレジウム、値下がりしています。
しかし、この値下がりはやや落ち着いた感があるといったとこでしょう。
ただ、これから先持ち直すのか、もっと下がってしまうのかわかりません。
ちなみに各為替とロレジウムの比較はこんな感じです。
2016/7/30 58万3200円
ドル 102
ユーロ 114
スイスフラン 105
2015/8 71万8000円
ドル 116
ユーロ 134
スイスフラン 124
2014/8 59万8000円
ドル 101
ユーロ 135
スイスフラン 111
2013/8 59万8000円
ドル 97
ユーロ 128
スイスフラン 103
このヨットマスターロレジウム(16622)が55万円を切ってきたら要注意ですね。